すごい会議

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CASE STUDY すごい会議の実施例

2日間の戦略会議で会社に劇的な違いが! 成長角度が変わり、希薄だったチーム意識が改善され、 共通目標に向かって主体的に主張し合う組織へと変化

GMOコネクト株式会社

設立
2013年7月
資本金
従業員数
事業内容
ビジネスプラットフォームに関するWEBサービス・システム開発・その他
担当コーチ
段原 尚輝

部署を超えたチーム意識が希薄で、組織で動けないことが課題
90分の体験組織コーチングで価値を感じ、導入を決定

まず御社の事業内容を教えてください。

事業法人様や個人事業主様向けに、お仕事の取引やマッチング、営業活動をおこなっていただけるビジネスプラットフォーム「GMOコネクト」を提供しています。
ウェブ上のみならず、リアルでの交流会やアポイントメントなども提供し、お客様同士がしっかりとコミュニケーションをとってお打合せいただくところまでサポートしています。

導入前の状況と問題意識、なぜ導入したかについて教えてください。

導入前は、セールスやシステムなど各部署を超えた連携やチーム意識が希薄で、そこが問題でした。
部署を超えた会議をしても、各々の進捗確認などを交代で報告するだけになってしまい、全体での目標設定会議や戦略会議をやりたくてもやれない、どうすればそれができるか分からないという状況でした。
そんな折に段原コーチにお会いする機会があり、組織コーチングの90分体験をしていただいたんです。
その90分だけでも、今までやったことのない手法や面白い手法が盛り込まれていて価値を感じたため、正式に導入しました。

2日間の戦略会議で、メンバーに自主性が芽生え提案と行動が起こるように
ワクワクしながら、今まで見えていなかった高い目標を設定出来た

導入したことで起きた最も大きな変化はなんですか?

目標に対する期限や数字、アクションなどがチームで明確化したことです。これまでは期限や数字も曖昧で、誰がKGIKPI達成の主担当かなどもちゃんと決めていなかったんです。
本来決めるべきことが、日々の業務に追われておろそかになっている状態でした。
これまでは私からメンバーに「ああしたいから、こうしてほしい」と一方的に指示を出していたのですが、
導入後はメンバーの方から「この目標はこうしましょう」「この期限までに、こういうアクションでこの数字を達成しよう」など、自主的なコミット、提案だったり具体的な行動が起こるようになりました。
戦略会議を2日間やっただけで、メンバーに自主性が出てきたというのは、非常に効果を感じています。

最も印象的だったものはなんですか?

DAY1(戦略会議1日目)DAY2(戦略会議2日目)の間に起きた変化が印象深いです。
実を言うと、DAY1で戦略的フォーカスとして「この数字を達成しよう」と目標を立てたとき、あまりワクワクしなかったんですね。
立てた目標の数値達成の方法がまだ見えていない中で、DAY1DAY2の間に「目標を達成するにはどうしたら良いんだろう?」とみんなで改めて真剣に考えている中で、今まで全く違う解決策やアイディアが出てきました。
それを見つけたときに「もしかして立てた目標の4倍くらいの目標を達成できるんじゃない?」ってなったんです。
そして実際にDAY2で、チームで提案を出し合って、結果的に目標が4倍になりました。そのときはすごくワクワクしました。
みんなで目標をどうやったら達成できるか、と考えていくことで、さらに大きな目標を設定できたというのは非常に印象深いです。

組織コーチングでは「目標を立てることのメリットは、その目標を立てなければ起こらなかったことの実現可能性が最大化する」と伝えていますが、実際にそれが起きたということでしょうか?

そうですね。DAY1で立てた戦略的フォーカスの実現を本気で考えてた結果、4倍の目標が出来た、という感じですね。

「会社の目標達成に向けて、こうやって貢献できる」と明確に認識したことで
社員が自主的に主張してくれるように

メンバーにはどんな変化が起こりましたか?

以前に比べて、自主的に主張してくれますし、考えていることが態度や発言から分かるようになりましたね。
会議でも疑問や意見を積極的に出してくれます。
会社を一緒に立ち上げた役員はもちろんですが、そうでないメンバーにも自主的な動きが出てきていることは非常に良かったと思います。

何によって自主的な動きが出てきたのでしょう?

全員で目標設定やアクションプランを考えることによって、個々が「会社の目標達成に向けて自分はこの部分で貢献できる」と明確に意識できたからだと思います。
これまでは「自分の仕事はやってもやらなくても自分にしか返ってこない」「会社でどう役立っているのか見えない」と言う認識だったのが、
「自分の仕事は会社のこの部分に貢献している」「自分の力を活かすことで、チームで目標達成に向かってる」という認識に変わり、自主的にコミットするようになったのではないでしょうか。

会社全体の共通目標へ所有感が生まれたことで
希薄だった部署間のコミュニケーションを積極的に行い、チームとして動くように

チームにはどんな変化が起こりましたか?

導入前の課題で部署を超えたチーム意識が希薄だったと話しましたが、戦略的フォーカスという共通目標を作ったことで、部署を超えたコミュニケーションが活発になりました。
自発的にコミュニケーションをとって、部署間でミーティングもおこなうようになってきましたね。
例えば以前だと採用の際に、プロダクトチームはどんな人材がほしいかをメールで人事に送るだけ。人事はそれを受け取って募集をおこなうだけ。
という流れで、コミュニケーションを取ることはありませんでした。
それが今は、ミーティングをして「どんな人材がほしい」「どんな内容だと採用募集しやすい」と意見を出し合って決めていこう、という動きになりました。

以前コミュニケーションが希薄だったのは、どういう原因にあったのでしょうか?

今考えると、チーム間での共通目標への所有感がなかったからですね。
個々の目標はあっても、それが会社全体の目標につながっておらず、各自が持っているタスクをこなすだけになっていました。
会社全体の共通目標を全員で意思決定のプロセスに沿って決めると、「自分のやっていることは会社に関係あるんだ」と考えることができ、一人ひとりに会社への所有感が生まれますよね。
組織コーチングを通して、そうした意識と所有感が育っていったことが、コミュニケーションの活性化につながったのだと思います。

社長自身の変化はメンバーに任せられるようになったこと

ご自身にはどんな変化が起こりましたか?

全てではないですが、かなりメンバーに任せられるようになりました。
以前は「まず自分が動かないと」という責任感から、システムだったり人事だったり各部署に対して細かく進行状況を追って指示を出していたんです。
それが今はかなり減って、各主担当に任せていく姿勢になりました。

任せられるようになった理由はなんでしょうか?

主担当の社員たちは元々任せられるだけの素質があったのですが、目標が曖昧なために本人たちのモチベーションや方向性に迷いがあって、その素質が十分に発揮できなかったのかもしれません。
そういう意味で、全体の目標を決め切れていなかった私が良くなかったのかな、と思います。
今回、所有感のある目標と明確な役割分担ができ、能力を発揮できる土台が出来たことが大きいですね。
それから、コミュニケーションの取り方も変わりました。私から誰かにお願いするときに期待の合意をしっかりするようになりました。
「ここ、あなたに任せていいですか?」
と聞く際に、相手に主張や提案はあるかなどをしっかり聞いたうえでYESをもらう、という形になりました。
以前は、「ここ、あなたに任せていいですか?」と言っている時点で、半ばNOは無いというか、相手の主張や提案よりも、事実こうだからやってくださいという形だったので、この変化は大きいと思います。

一番の価値は成長角度を変えていけること
コーチングで得た学び・気付きは日々の仕事で使い続けることができる

組織コーチングの一番の価値はどこにあると思いますか?

時間の使い方やコミュニケーションの質が上がることはもちろんなのですが、コーチングによって得た学び・気付きを日々の仕事で使い続けることで、成長角度を変えていけることが一番の価値だと感じています。
組織コーチングの面白いところは、学んだことが現場で使えることですね。
人間も組織も、学びや気付きがないと結局同じ角度でしか成長できません。組織コーチングは、その角度を変えるための学びや気付きをたくさん与えてくれますし、それが直ぐに現場で実践可能です。
受けたその日から角度を変えることができます。学びや気付きを繰り返し使っていくことで、角度の変え方も分かっていきます。

具体的に「角度が変わった」と感じられたタイミングはありますか?

あくまで私自身の体験になりますが、今までは「採用はどうする?」「集客の問題はどうする?」など思考がバラバラになりがちでした。
しかし、戦略的フォーカスを基準に集中して考えれば、他の無駄な思考はしなくていいと気付けた瞬間がありました。
そこでかなり楽になりましたし、角度が変わったのもそのタイミングだと思います。

これから成長したい企業も、今順調に伸びている企業もすべての企業にすすめたい
90分体験だけでも受ける価値はあるので、まずはやってみて

組織コーチングをどんな企業や経営者におすすめしたいですか?

どんな企業にも通用するメソッドだと思うので、すべての企業や経営者にご紹介したいですね。
これから成長したい企業はもちろん、今順調に伸びているけど更に角度を上げたい、新たな成長の余地を見つけたいという企業にも有効だと思います。
それから、周りで関わっている会社が使ってくれたら、一緒に成長していけると思うので、身近な経営者にもおすすめしたいです。
また、若い企業や経営者だとより良いと思います。
同じ気付くなら若いうちに気付いた方が良いじゃないですか。そういう意味で若い方には特におすすめですね。

最後に、組織コーチング導入を検討している経営者の方に対してメッセージをお願いします。

検討されているのなら絶対に受けた方が良いです。
何故かと言うと、受けないと分からないから。
90分体験組織コーチングだけでも受ける価値は間違いなくあるので、それをやってみて、そしてその価値を確かめてみてください。

本日は貴重なお話、ありがとうございました!

段原 尚輝 だんばら なおき

Coriginal株式会社

会社を、チームを、誰かがつくるのでなく私がつくる。私たちがつくる。
そして、私が「最高の組織・チーム」を実現する。
メンバーに囲まれた会社だったとしたら、
今とどんな違った風景が見え、何が可能になるでしょうか?
あなたの会社をつくり合う最高の組織・チームとは何か?
その実現を、私たちはサポートします。

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