すごい会議

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CASE STUDY すごい会議の実施例

会社という存在が「自己実現を叶える場」という社風を目指して

おうちねっと株式会社

設立
2001年3月
資本金
1,000万円
従業員数
22名
事業内容
栃木県に不動産買取専門店を6店舗展開。企業理念である「空き家問題を解決する企業」として地域に根差した活動を行い、社会の発展に貢献している。お客様の求める当たり前を、当たり前に提供できる企業を目指し、日々のカイゼンを積上げ、信用信頼の基盤の上に、安心と喜びを感じられる高品質な状態で提供する企業を目指している。
担当コーチ
大野 栄一

1人の力で組織を拡大していくことに限界を感じていた

すごい会議を導入したキッカケを教えてください。

弊社は現在、売買を中心に不動産経営をしているのですが、その前はもともと仲介業をメインに経営をしていたんです。ただ、仲介業の業務って属人的で営業マン頼りな部分が大きいんですよね。なので、人によってはなかなか成果に結びつかなかったり、営業社員を募集しても入退社が多く離職率も激しかったんです。

ですので、これから先、個々人に頼る仲介業だけで会社を成長させていくのは業界的にも厳しいなと感じていたので、属人化しがちな不動産営業を誰でもできるように業務を軽度化し、組織も分業制などを多様に取り入れていこうと考え、ここ4,5年動いてきました。

そういう動きもあり、ある程度まで業務の分業化が進んできて、それなりに成果も上がっていったので、会社をさらに拡大していこうと動いたんですが、ここから先がなかなか思うように行かず、私1人の力で幹部を育てながら組織改革をしていくのは、どうしても限界を感じていました。

そんな時、とても成長している会社であり親交のある同業の経営者から『すごい会議を取り入れてみたら?』と声を掛けていただきました。その経営者から話を聞いてみると「すごい会議」を取り入れてから、組織的にも数字的にもすごく成長したと言うので、その社長が言うのだから間違いないと思い、二つ返事で「すごい会議」を取り入れたのがキッカケです。

すごい会議を導入する前に不安はありましたか?

弊社は、2023年4月から導入して前回で7回目(2023年11月時点)のセッションが終わったばかりなので、実はまだ導入して1年が経っていないんです。現在の参加メンバーは、今後会社を担っていくであろう幹部候補の社員4名と私を含め5名。導入して1年は経ってないですが、社員の姿勢や行動がどんどん変化しているのがひしひしと感じます。

実は、すごい会議を導入する前も、色々なコンサルや研修などは取り入れていたんです。それこそ、マインド的なものやモチベーション的なものもやってきました。ただ何と言うか、今までのって表面的な部分は変わるんですけど、本質的な部分が変わらない・・・変わったと思ったら退職してしまう・・・なので結果的にうまく行かない・・・みたいな感じを繰り返していました。

ただ、大野コーチのお試しセッションを受けてみて『あ、なんかこの人は違う』と直感で感じましたね。何しろ、紹介してくださった経営者の会社も成長しているのが分かっていたので、すごい会議を導入すること自体に不安はなかったです。

さらなる上の目標達成に向けて自らが考えて行動するようになった

すごい会議を導入して7ヶ月、どのような変化が起きていますか?

まず、計画数字への意識が変わってきました。今までの思考だと「今回は全然達成してるよね」と、何となく良い気分に浸っていたのが、今では「いや、これではまだ不満足だよね」と考えるようになりました。

数字への問題意識を抱くことによって、さらに上を目指すには「何を改善した方がいいのか?」「どのような行動をしていくべきか?」みたいことを真剣に話し合うようになり、個々人の数字だけではなく組織全体の数字を考えるようになったので、そういう意識の部分の変化はすごく感じています。

コミュニケーションの部分でいうと、例えば、あるプロジェクトを遂行していくために、それぞれの立場がそれぞれの責任と役割を持って取り組んでいるのですが、当然1人ではできないことも出てきます。

そんな時、今までは何か社内の誰かに依頼するとき、変に遠慮していることが多かったんですが、すごい会議を導入してからは、そういう遠慮みたいな部分は取っ払って、未来へ成長していくために一歩踏み出すコミュニケーションが取れるようになりました。

また、行動に対する責任も考えるようになりましたね。もちろん最終責任は代表である私が取るのですが、その前の段階、目標に対してどのように行動し、どのような責任を持って目標を達成していくのかというのを、社員自らが考えて行動していくようになったので、とても変化を感じています。

業績も店舗数も《県内No.1》企業を目指して

現在、注力している目標をお聞かせください。また目標達成のためにチームで取り組んでいることはありますか?

現状の目標は、2024年4月30日までに粗利6億円を達成することです。これは前年対比で見ると、おおよそ倍以上で簡単なことではないんですが、その目標を達成するために試行錯誤しながら行動しています。

チームとして取り組んでいることは、1つは先ほどもお伝えした通り、一人ひとりが自分の役割と立場を理解し、責任を持って行動していくこと。そしてもう1つは、KPIをしっかり設定し、アクションプランを明確にして、それを100%やっていこうという感じで、全社巻き込んで行動していってます。

また、弊社は現時点で栃木県に6店舗を出店していて、おかげさまで県内の全エリアはカバーできている状態ではあるんですが、現状に満足はせず、ゆくゆくは全市町村単位で店舗を出店し、業績も店舗数も県内No.1の企業になることを目指しています。

もちろん、それを成し遂げるためには、現状抱えている問題を1つずつ解決していかなければならないですし、目の前の目標を着々と達成していくことが何よりの近道だと思っています。

また、店舗を増やすということは、採用も強化し社員も増やしていかなければならないので、全社員が知的生産物を生み出す知識労働者として活動し、就職や転職を考えている人たちから『あの会社で働きたい!』と思ってもらえるような社風になり、将来的には社員数100名の企業にしていこうと考えています。

御社が大切にしている価値観などはありますか?

真摯さというものを大切にしています。先ほどもお伝えしたとおり、将来的には100名規模の会社に成長していくのも目標の1つなので、やはり一人ひとりが真摯な対応、真摯な行動をしていくことが大切だと考えています。

それと、働く意義って個々人で違いますよね。ですので、この会社では「自己実現が叶えられる場」という社風で、透明性を持った会社にしたいと思っています。

例えば『将来、独立を考えています』という人がいたとして、それはそれでいいと思っています。独立したいのであれば我が社で経験が積めるし、業績もしっかり上げていけるようになれば自信もついてくる、そのために私も全力で支援する。そうすることによって、会社で働くこと自体が自己実現とシンクロしていきますよね。

また、極点な話『ミュージシャンになりたいです』という人がいてもいいと思うんです。その夢の実現のために『こういった時間の使い方をしたい』『こういう働き方をしたい』となれば、可能な限り応援していきます。

個々人が持っている働く意義を尊重してあげることが、私の役割だと思っています。

私たちは、不動産業の中でも『空き家問題を解決していくこと』をミッションに掲げているので、顧客価値の向上、組織価値の向上、そしてそれが世の中のためになっている会社というのが前提にあるので、個々人の真摯さや働く意義の尊重は本当に大切にしたいですね。

さらなる発展や変化を求めているなら、すごい会議は最高の企業コーチング

すごい会議を導入してみて、驚いたことはありますか?

驚いたというか、大野コーチのセッションを受けて感じたのは、今まで私が見ていた世界や価値観って、限られた小さな世界を見ていたんだなと思いました。

それに大野コーチ自身が、私たちの成果に対して真剣に、そして立場の取り方も本気なんです。また、セッションが進むにつれ『我が社には、そもそも良い人材がいるんだな』というのも再認識させてくれたので、大野コーチには心から感謝していますし全信頼を置いて付き合っていける存在です。

もし、すごい会議を薦めるなら、どんな企業がいいでしょうか?

何となく業績が毎年何パーセントアップみたいな企業よりも、なんかこう・・・飛び抜けた目標を持っていたり、今よりもさらに変化をさせたいと考えている、そしてそれを社員と共に成長していこうと考えている企業にとっては、うってつけの企業コーチングだと感じています。

冒頭でもお伝えした通り、私自身モチベーションを扱う研修など今までも何度か受けたことはあるんですが、実はあまり好きではないんですよね。モチベーションって上がれば下がるし、下がったら上げなきゃだし・・・。でも、すごい会議って何というか、そういった部分ではなく、もっと深い概念の部分を扱ってるというか。言葉ではうまく言えませんが、何か違うんですよね。

だから、参加している社員の成長も目に見えて変わっていくのも分かるし、私は導入してとても良かったと思うので、チャレンジ精神があるような経営者には自信を持って勧めたいと思います。

ありがとうございました。

大野 栄一 おおの えいいち

株式会社一番大切なこと

私のコーチとして使命は、『苦悩に値する働く意味』の創出です。

地球は平らだと信じていたがために出帆しなかった船は、どれくらいあるだろう?

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