株式会社一番大切なこと
私のコーチとして使命は、『苦悩に値する働く意味』の創出です。
地球は平らだと信じていたがために出帆しなかった船は、どれくらいあるだろう?
信じているものが見えるものを限定し、見えるものは打ち手を限定し、打ち手は当然のことながら、望でいる結果が手に入るかどうかを決定付けます。あなたは何を信じてビジネスしてる?
ICTCプログラム:インタビュー参加者
久保田 修生 氏(伊奈センター センター長、課長兼お客様係)
阿部 友之 氏(埼玉支店:支店長兼お客様係)
秋元 宏樹 氏(埼玉支店:係長兼お客様係)
荒木 淳平 氏(水海道支店:主任)
阿部氏(埼玉支店 支店長):アウトプットの重要性を感じました。たとえプログラム中に大事なことを学んでも、自分の言葉で伝えないと自分のものにはならないのではないかと思っています。
なので、学んだことは積極的に同僚や部下など、一緒に働いている仲間との会話の中で取り込み、共有する。もちろんインプットも大事ですが、周りにアウトプットすることがいかに大事なのかを再認識することができました。
ただ、ICTCで使う会話というのが、普段はしないような質問や今まで考えてこなかったような質問もあるんですよね。なので、初めて質問を聞いた人には違和感があるかもしれません(笑)
秋元氏(埼玉支店 係長):私は、阿部支店長の部下ということで近くで見ていましたが、ICTCプログラムを導入する前とした後では明らかに阿部支店長に変化があったように感じます。これまではこちらが質問をすると「これをやって」というような具体的な指示が多かったんですね。
ですが導入後は、こちらが質問をしても答えをすぐに出さず質問で返ってくるようになりました。ただ指示をするのではなく、自分の頭で考えさせようという意図があったんだと思います。
私自身に関しては、ICTCプログラムを卒業してから1年半ほど経ちますが、「この人はこういうことが言いたいのかな」と相手の意図が少しずつ分かるようになってきましたね。そのおかげもあってか、阿部支店長と会話をしても頭がスッキリすることが多く、報告が簡潔になりました。
久保田氏(伊奈センター センター長):ICTCにはスクリプトと呼ばれる台本があるんですが、受講時にはスクリプトを丸暗記する必要があるんです。ただ・・・そのスクリプトの暗記がなかなか難しい。
話している相手の反応を見ながら質問をする必要があるんですが「何を質問しよう」とばかり考えてしまい、不自然な 間ができてしまうこともよくあったんです。でも、そこから職場での実践を繰り返し、卒業から1年半経った今、少しずつ違和感がない質問ができるようになりました。
荒木氏(水海道支店 主任):私が最も印象に残っている出来事は、先ほど久保田さんからもお話があったスクリプトの暗記ですね。膨大な量を一語一句そのまま暗記するというのは、今までやってこなかったことなので本当に大変でした。通常の仕事を終えた後、一人で夜な夜な動画を見ながら、呪文を唱えるように何回も繰り返す。これが一番印象に残っていますね(笑)
阿部氏(埼玉支店 支店長):3つあります。1つ目は、家族から「変わったね」という言葉を聞けたことです。大野コーチとのセッションの中で『「変わった」という言葉が一番の褒め言葉です』と言われたのが、とても印象に残っていました。自分の中で何が変化したかはハッキリとは言葉にできませんが、一番身近にいる家族から「変わったよね」という言葉が聞けたのは良かった点、変化があった証拠だと思います。
2つ目は、言葉を意識するようになったこと。どういうことかと言いますと、自分の言葉に変化が生まれたのかな、というように感じます。周りでネガティブな発言や建設的ではない発言を聞くことってあると思うんですよ。そんな言葉を聞いた時に、耳障りが悪いという感覚を持つようになりました。私自身が自然と言葉を意識しているんだと思います。
最後の3つ目。これが一番大きいんですが、ICTCプログラムでの学びは自分にとって大きなスキルになりました。これは運送業界に限ったことではありませんが、様々な技術の進歩により、多くの会社はここ数年の運営で今後の方向性が大きく変わると思うんです。その中で、問題ではないことを問題にしていたり、自分たちではどうにもできないことを問題にしている企業は多いのではないでしょうか?
正直それって、時間と労力の無駄だと思うんです。なぜこんな話をするのかというと、このICTCプログラムというものが自分たちの問題を再確認し、その問題に立ち向かうことができるプログラムだからなんですね。このプログラムに参加できたことは自分にとって、会社にとって大きなスキルになると確信しています。
久保田氏(伊奈センター センター長):私がICTCプログラムを受けてよかったなと思うことは、事実と解釈を区別して考えられるようになったことですね。受講するまでは、自分の中で解釈の概念が浸透していなかったので、相手の言葉をそのまま受け取っていたんです。
なので、思い込みによる「すれ違い」が起きてしまうことも多々ありました。ですが、受講してからは相手が何気なく言った言葉でも、人によって捉え方 が違うものだと解釈することができるようになったので、お互いの認識のズレがなくなったように感じます。
秋元氏(埼玉支店 係長):アウトプットの機会を増やします。私の場合は同じ店舗で働いている阿部支店長が受講されており、「学んだことをアウトプットしていいよ」と言っていただいていたんですね。ですが、恥ずかしさがあったり、「まだ覚えられていないから」と自分の中で言い訳をしたりと積極的なアウトプットをしてきませんでした。
今思えば、そこでしっかりとアウトプットをしてトライアンドエラーを繰り返せば、受講後は今よりももっと早く強い武器になっていたんじゃないかと後悔しています。
阿部氏(埼玉支店 支店長):今の話を聞いて思ったのは、早い段階で理解できたという思考になってほしくないということです。ICTCプログラムには色々な会があるんですが、それぞれの会に何らかの意図があり、1つ1つの会が繋がっているんですね。そこでアウトプットをせずに「もうわかったから大丈夫」という思考になってしまうと、それ以上得るものがなくなってしまいます。
そうではなく、学んだことは都度アウトプットをして思考を整理する。その姿勢が、取り組む上では必要なのではないでしょうか?結局「わかる」と「できる」は違うということですね。
久保田氏(伊奈センター センター長):私が変化したことは5つあります。
1つ目は、社内コーチをする上で質問する内容に幅を持てるようになったこと。
2つ目は、事実と解釈を意識しなくても自然と聞き分けられるようになったこと。
3つ目は、事実ベースのデータを集めるようになったこと。
4つ目は、質問する時は「シンプル・ショート・ストレート」を心がけるようになったこと。
5つ目は、他部署とのやりとりが必然的に増え、会話をする頻度が増えたことです。
今では、この5つを無意識レベルにまで落とし込めるようになりました。
荒木氏(水海道支店 主任):私の場合、受講した上司が近くにいたので、分からないことは都度相談していたんです。なので私は、特にこれといった不満もなく半年間を終えることができました。ただ、サポートなんていらないということではなく、私が気づかない間に自然とサポートをしてくださっていたのかもしれません。
秋元氏(埼玉支店 係長):私としては、社内コーチに任命されている人と《1on1》をする機会があれば、もっと精度の高いアウトプットができるので、ICTCの期間がより効果的になるんじゃないかと思います。また、受講後については社内コーチを経験することで、人に伝えながらアウトプットができるので、さらに効果があるのかもしれません。
あとは私の個人的な希望ですが、一緒に受けた同期の方や他社のICTC受講者の方と交流する機会があれば、違う角度の意見も取り入れられるのではないかと思います。
荒木氏(水海道支店 主任):一言で表すのは難しいんですが、対応力や免疫力をつけられる環境といったところでしょうか。受講先に行けば私たちの会社だけでなく、他の会社の方々もいらっしゃいます。みなさん本当にモチベーションが高く、コーチの方も親身になって指導していただいているんですよね。
そんな様子を見ていると、気が引き締まるような思いになるんです。私の会社は運送業なので、ドライバーさんへの配車やオペレーションをさせていただいているんですが、ドライバーさんとの会話が明らかに増えました。私個人で、ICTCプログラムを受けるとなると尻込みしてしまうところでしたが、会社全体で受けてみて本当によかったと感じています。
久保田氏(伊奈センター センター長):とても「パワフルな方」だと思います。その理由としては大野コーチはポジティブな思考で、常にご自身のアップデートをかけている印象があるからですね。また、相手に考えさせる質問力を持ち合わせているだけでなく、未来を見通した方だなと感じました。
阿部氏(埼玉支店 支店長):大野コーチを一言で表すと「ドラえもんのポケット」ですね(笑)。LINEコーチングというものを毎日送っていただいているんですが、初めて送っていただいてからもう4年も経ちました。その中で毎日質問をいただくのですが、4年間やっていて質問が毎回違う内容なんです。
ドラえもんのポケットには色々な秘密道具が入っていますが、大野コーチの頭の中には一体どれだけの質問が入っているのかが本当に疑問で(笑)。また、質問をすると質問で返ってくるのが日常茶飯事なので、自分自身の質問の質もどんどん上がっていくのが実感できます。
秋元氏(埼玉支店 係長):一言で表すなら「謎」です。もちろん謎だけではなく、何とも言えない安心感もある方なんですよね。コーチングのセッションでも「その場にいていいですよ」という雰囲気づくりが、普通の方とは違うように思います。
以前、一度だけセッション以外で会話をする機会があったんですが、その時も言葉の一語一句だったり、表情だったり、仕草だったりと全てが気になってしまうような存在でした。
荒木氏(水海道支店 主任):大野さんを一言で言うと「頭の中に辞書がある人」でしょうか。私はICTCプログラムを卒業して半年なので、まだ大野コーチと関わる機会が少ないんですが、その中でも講習の度に知ら ない言葉が次々と出てきてて、あえてそれを使っているのかなと思うぐらいボキャブラリーが豊富な印象です。
久保田氏(伊奈センター センター長):大野コーチのコーチングを受けると、不思議と行動したくなる何かがあるんです。その人が持っている本当の力を引き出してくれる、言い換えれば相手をブレイクスルーさせるキッカケを与えてくれるコーチングは、さすがとしか言いようがありません。
私を含め、多くの人は今という時間にフォーカスしがちですが、大野コーチの場合は今だけではなく、未来にもフォーカスしている印象を持ちました。
秋元氏(埼玉支店 係長):社内セッションの時に大野コーチから「秋元さんは生まれながらにしてコーチングが好きなんですね」という言葉をいただいたんです。その言葉が、今まで生きてきた中で経験したことのない、体の芯から震えるような何とも言えない感情になりました。
それがうれしくて、とても印象に残っているんです。とにかく力をもらえるので、月に一度ぐらい褒める言葉を掛けていただきたいですね(笑)
阿部氏(埼玉支店 支店長):では、代表して私が言います。私が思うに、どのような企業や組織でも「ICTCプログラム」や「すごい会議」は必要になると感じています。新たにOJT(職場内訓練)を作っていきたい企業や、今までにない行動を起こしていきたい組織には、とてつもなく有益なプログラムなのではないでしょうか?
ですが多くの企業や組織、また人間関係に関してもストレスが少ない居心地の良い場所を選ぼうとするばかりで、環境を変えることに強い拒絶反応が出るんです。変わらないことは楽かもしれませんが、成長することもありません。変わるためには、会社全体が強い意志を持って取り組む必要があるんです。覚悟を持って取り組む企業であれば、必ず大きな結果につながると思っています。
私のコーチとして使命は、『苦悩に値する働く意味』の創出です。
地球は平らだと信じていたがために出帆しなかった船は、どれくらいあるだろう?
信じているものが見えるものを限定し、見えるものは打ち手を限定し、打ち手は当然のことながら、望でいる結果が手に入るかどうかを決定付けます。あなたは何を信じてビジネスしてる?