すごい会議

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CASE STUDY すごい会議の実施例

地域貢献で未来を築く!東北No.1の不動産事業の成長戦略とは

アドレス株式会社

設立
1998年7月
資本金
1,200万円
従業員数
111名
事業内容
1998年に創業し、福島県・宮城県・茨城県を中心に地域密着型の不動産売買サービスを展開。お客様のニーズに寄り添い、安全かつ安心な取引をサポートすることに注力しており、地域最大級の不動産売買実績を誇る。透明性と専門性を兼ね備えたアドバイスで、初めての不動産売買でも安心して進めることができるサポート体制を整えており、地域に根ざしたサービスで多くのお客様から信頼を得ている。
担当コーチ
大野 栄一

「すごい会議」が業績低迷と組織内の溝に大きな変化をもたらした

「すごい会議」に参加してからどのくらい経過しましたか?また、参加する前はどのような問題を抱えていましたか?

参加したのが2023年9月末でしたので、約10ヶ月が経過しています(2024年7月時点)。少し言いにくいことなのですが、「すごい会議」を受ける前は会社全体の業績が落ちていました。

また、管理職と社員、他部署との考え方に大きな溝があったように思います。その溝が埋まらないことには会社の業績を上げるのが難しい・・・そういった問題も抱えていました。

「すごい会議」に参加することで、抱えていた問題にどのような変化がありましたか?

「すごい会議」を導入し始めた頃の話なのですが、1回目の会議で主要メンバーと社員にあまりにも温度差がありました。言葉を選ばずに言うと、社員からの反応は『幹部の人たちは、また何をやろうとしているんだろう』といった心の声が顔に出ていたんです。

そういった思いを幹部も感じ取ったのですが『このままではマズイな』ということで、主要メンバーだけではなく『社員も巻き込んでしまおう』となり、2回目の会議以降はオブザーバーとしてただ聞いているだけでなく、実際に参加してもらうことになったんです。

それが功を奏したのか、2回目のセッションでは涙を流すメンバーが2名いたり、他のメンバー同士も自然と話す機会も増えていき、少しずつ溝がなくなり一体感を持てるようになりました。

犬猿の仲であった役員二人が手を取り合う奇跡

他にも、そういった変化は役員の間でもありました。役員だからといって、すべての考え方が同じではありません。実は馬が合わない役員2人がいて、それぞれの得意不得意の分野が真逆だったんです。

片方の役員は「営業」が得意だけど「仕組みづくり」が苦手。もう片方の役員は「仕組みづくり」が得意だけど「営業」が苦手。私としては、この2人が協力すれば、より大きな結果が出せる・・・そう思っていたんです。

そんな中で「すごい会議」で掲げた目標を達成するという共通の目的ができたことで、お互いの意見を出し合ったり、それぞれができないことをそれぞれがカバーをしていくことが増え、気づくといつの間にか2人が仲良くなっていたことがありました。

話を聞くと、親睦会まで開いていて『まさか、あの二人が・・・』と社員一同で驚いたことがあったんです。それからというもの、2人は積極的に協力し合い、お互いの不得意を補うような関係になりました。

営業1人あたりの粗利益前年対比173%アップ!社員の意識変革で会社全体の一体感が向上することに

参加した社員は、具体的にどのような変化があったのでしょうか。

普段役員や幹部がしている仕事は、目に見えるものではなく、数字に出るものでもありません。ですので、どうしても周りから見えにくい部分です。ただ、社員も「すごい会議」に参加することで見えにくかった部分が可視化され、『幹部の人たちは自分たちのために、これだけ動いてくれていたんだ』という理解をしてくれるようになりました。

お客様のため、会社のため、従業員のため、こういったことに対して幹部がどれだけ動いているのか。それを理解してくれたことで、幹部と社員、双方の心の距離が縮まったように思います。

我々幹部側としても社員と積極的に話すことで、どんな営業をしているのか、現場にどんな問題点があるのかなどを知る機会が増え、より素早く改善することができるようになりました。

また、営業成績が良くない社員がいたのですが「すごい会議」を通じて、その社員を会社全体で支援していこうという話になったんです。先輩からのアドバイスはもちろん、私も実際、営業に同行したこともありました。

その甲斐もあり、支援を始めて半年間で去年1年間の数字をあっという間に達成してしまったんです。以前は営業成績も良くないからか、楽しそうではなかったんですが、成績が良くなってからは明らかに顔つきも行動も考え方も変わりましたね。

営業一人当たりの粗利は、前年対比で173%もアップしたそうですが、その他にも「すごい会議」を導入して業績が向上した要因はなんでしょうか?

ありがたいことに、それぞれの業績は向上しました。

例えば売上げで言うと、前年対比で118%アップしたのですが、実は販促費の経費は前年比と変わらなかったこともあり、粗利に関しては137%アップしました。

中古住宅の買取仕入数に関しては、前年対比で143%アップしたことによって、売上げも向上していきました。

また、売買営業の営業一人当たりの粗利は、前年対比で173%アップと好調で、その他にも営業利益が前年対比で136%アップ、リフォーム粗利が121%アップ、集客数も114%アップと、ほとんどの項目が向上しました。

業績が悪かった弊社が、なぜ1年でこれだけの成果に繋がったのか。一つ言えることは、社員の意識が変わったことが大きな要因ではないでしょうか。

お客様に対する姿勢はもちろん、営業に対する姿勢も確実に変わりました。今までは自分一人で動いていたのが、会社全体、チーム全体が一体となり、目標達成に向かって頑張っていこうという考えが生まれたのが一つの要因だと思います。

今までは、個の営業成績だけにこだわっていたのがチームとして、そして会社として、この目標を達成していこうという意識に変わることができました。

他にも、ある一人の社員が「微差が大差を生む」という話を聞いてから、その社員は驚くほど変わっていきました。今は小さな差でも後に大きな差になる、という話なのですが、彼は今までやってきたことをすべて見直しました。

これまでは営業が思うようにいかない時、自分以外の環境や人のせいにしていたんです。「すごい会議」を受ける前の彼は、その考え方が良くないことに気づいていませんでした。

ただ、大野コーチの話を聞くことで、これまでのマインドが間違っていたことに気づき、お客様に対する接し方や提案方法をガラッと変えました。結果として数字にも表れており、とても効果があったんだなと思います。

もちろん変わったのは彼だけではありません。他の社員も同じように努力してくれています。会社全体の売り上げが上がったのは、全社員の意識の変化、そして行動の変化だと実感しています。

現在、目指している目標や注力していることはなんでしょうか?

「すごい会議」が始まってから売り上げに関して、ある目標数字を掲げていたんです。先ほども言ったように、確かに売り上げ自体は前年対比で見ると大幅に上がりました。しかし、実際に掲げていた目標数字には届かなかったんです。

もちろん、目標に向けて行動していくプロセスも大切ですが、やはり掲げた目標数字を達成していくことも同時に大切なことです。売り上げアップだけに満足せず、掲げた目標数字を達成していくことに注力していくことで、組織全体が強くなっていくと思っています。

また、7月から新たな期が始まりました。会社としての売り上げ目標を再度設定し直すことはもちろん、会社として世の中に対し、どのように貢献していくのかということも考える必要があります。

チーム制導入で見えた営業の新たな可能性

目標を達成するために、今後どのような取り組みをしていくべきだと思いますか?

弊社は福島県、茨城県、宮城県に店舗があり、各々の店舗に営業社員がいます。今までは各店舗ごとにチームを組んでいたのですが、そのやり方をやめ、店舗ごとの壁と取っ払ったチーム編成を組みました。つまり、1つのチームに他店舗の営業社員をシャッフルしてチームを作ったんです。

これは初めての取り組みだったので、うまくいくだろうか・・・そういった不安もありましたが、結果として売り上げも順調に上がりました。もちろんシャッフルしたことが、すべての成功の要因だとは思いません。

ですが、今まで各々の力でやってきたことをシャッフルしたチームを組むことで、お互いの意識も高まり「チームで頑張っていこう」といった考えに変わりました。他の会社にはあまりないことかもしれませんが、このチーム制に関してはこれからも積極的に取り入れていこうと思っています。

新たな期に向けて楽しみにしていることがあれば教えてください。

抽象的かもしれませんが、弊社が今後どのように変わっていくのかが楽しみで仕方ありません。

「すごい会議」を導入してからというもの、従業員の考え方、社員同士の対話の質、お客様に対する接し方など、短期間のうちに目に見えて変化がありました。自分自身はもちろん、社員それぞれが、また会社全体がどのように変わっていくのかは非常に楽しみです。

社員の成長を支える幹部の取り組みとは・・・

大切にしている価値観はありますか?

私は幹部としての立場上、「お客様のため」ということも大切ですが、「社員のため」という軸も持っています。たとえば何かをやろうと思った時『これは営業のために役立つのかな』と考えることが習慣になっており、この考え方を常に持っています。

お客様と直接やり取りをするのは営業マンなので、営業のために役立つのであればお客様に還元できる。こういった客観的な目を持ちつつ、仕事をすることを意識しています。

また、2024年3月から大野コーチの真似をして、弊社の社員に向けて毎朝、グループLINEで情報提供をする取り組みを始めました。これも繰り返しになりますが、社員のためになるということはお客様のためになるという理由から始めたんです。

実際に社員から『読んでます!』『現場で使っています!』といった声も出てきているので、少なからず役に立っているのだと自負しています。毎朝LINEで情報提供をしていくことは簡単なことではないですが、それが結果として、営業社員やお客様の役に立っているのなら本望です。

「すごい会議」を導入して一番驚いたことはなんでしょうか?

2つあります。

1つ目は先ほども言いましたが、大野コーチの「微差が大差を生む」という言葉でしょうか。グループLINEでの情報提供も、この言葉がキッカケで始めました。私の中での「微差」が社員への情報提供だったということです。この微差が後々大差を生んでくれることを期待しています。

2つ目ですが、大野コーチが社員同士でお互い言い合える環境を作ってくださったこと。正直、これまでは社員が幹部に対して意見をすることが簡単にできる環境ではありませんでした。しかし「すごい会議」を通じて、お互いの意見を伝え合うことの大切さを教えてくださったんです。

幹部がいようがいまいが関係なく、自分の意見を言える環境を作ってくださったのは本当に感謝しかありません。もちろん会議内だけではなく、会議以外でも言い合える環境になったのは、多くの社員が感じているでしょう。前向きな意見が言いやすい環境ができたことで、社内の風通しが良くなったように思います。

大野コーチがもたらす新しい風の驚くべき効果

これからの会社の発展に向けて、大野コーチに期待することはありますか?

この10ヶ月で、今までにない価値観をいくつも提供していただきました。新しい風が入ってくることで、会社全体の流れも大きく変わります。

大野コーチと接することで、新鮮な情報ばかりをいただけるので、各々だけでなく会社全体で取り入れていく。それは、会社の発展のために必要不可欠だと思います。ですので、これからもさらに驚くような新しい価値観を提供していただきたいです。

大野コーチをひと言で表すとどんな人でしょうか?

いい意味で変人・・・でしょうか(笑)

というのも、毎朝LINEコーチングで色々な内容を送っていただいているのですが、よくあれだけの引き出しがあるなと驚かされているんです。いい意味で普通の人と考え方が違うのかもしれません。

また、大野コーチから聞いたことなのですが、送る内容も会社ごとで違い、それぞれの会社に合った内容を送っているそうです。これは誰にでもできることではありませんので、本当にすごいなと毎回感心しています。

会社の価値観と業績を変えた「すごい会議」

「すごい会議」をどのような企業に薦めたいと思いますか?

業績が下降気味の会社には強くお勧めしたいです。また、従業員の考え方や価値観にズレが起きている会社、さらにもう一歩成長したい、でもどうすればいいかわからないといった悩みを持っている会社にはすごく適しているのではないでしょうか。

大野コーチに何かひと言、メッセージをお願いします。

正直なことを言うと、始めは「すごい会議」に対して本当に投資する価値はあるのかなと半信半疑な気持ちを持っていました。ただ、せっかく会社が投資するなら変わらないと意味がないとも感じていたんです。

まだ10ヶ月という期間ですが、会社全体の価値観が変わるだけでなく、会社の業績も大幅に上がったので、今は本当に感謝しかありません。大野コーチの力がなければ、おそらくここまで変わることはできなかったでしょう。それぐらい大野コーチには、人を変える力があると思います。

ありがとうございました。

大野 栄一 おおの えいいち

株式会社一番大切なこと

私のコーチとして使命は、『苦悩に値する働く意味』の創出です。

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