「すごい会議」のどんなところが効果的だと思いましたか?
根拠の無い中でまず始めにコミットさせますよね。で、そこから「どのようにすれば~?」 で何ができるかを追っていくところです。すごくシンプルなんだけど、会議の無駄も省けるし良いメソッドだと思います。あとはルールがカッチリしていて、発言が「質問・提案・ リクエスト・ジョーク」の 4 つに絞れるのが面白いと思いました。以前は関係ないことを 喋りがちな会議だったのが、それを喋らせない会議ですからスピードが上がりました。
社内コーチを育成しながら、各部署にも「すごい会議」を導入したとのことですが。
経営チームで問題解決を進めていったのですが、経営 チームだけだと具体性に欠ける部分があったので現場 に落とそうと思って導入を決めました。特に問題解決会議は現場向きだと思っていました。現場からは目標も明 確になったし、社員がコミットできているという話をよく聞くようになりました。メディカル事業部は成果も出 てきていて、優秀な社員たちが活躍しています。メディカル事業部は数年前から体質を変えようと色々と試み ていたので、絶賛変革中ですからこれからもっと変わって欲しいと思います。
先ほどの会議のルールの話がありましたが、社内のすべての会議がハイパフォーマンス になっているとは思えません。ですから全社的に浸透させるためにも社内コーチを育成し ています。あとは組織として温度差が無いようにしたいので、「すごい会議」を純粋に組織 の中全部でやったほうが良いと思って社内コーチを育成しています。
川井のコーチングはどのように効果的ですか?
明るくて、メチャクチャ高い目標もメチャクチャ楽しくやろう!という感じがして良い ですね。僕は社員が楽しくやってくれたらベストだと思っているので、彼のそういう所が すごく好きですね。ですから第三者の川井さんにお金を払って入ってもらったのはとても 良かったです。「すごい会議」って安くはないと思いますが、彼が関わったところではアウ トプットがとても出ているので、これからも川井さんのコミットに期待したいです。
今後の目標を教えて下さい。
成長は加速させないといけないと思っています。 今やっているメディアを海外に輸出してグローバ ルに展開したいです。もちろん先進国にも進出しま すが、よりインパクトのある人口増加の著しい途上 国に展開したいと考えています。
来年で創業 10 年ですが、創業 1 年目と比べて売 上は 100 倍くらいになっています。次の 10 年で売 上を今の 10 倍以上にはしたいですね。大きな成長 を目指したほうが楽しいですから。