すごい会議

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CASE STUDY すごい会議の実施例

一人一人が数字に対して意識が高くなり取り組む姿勢が変わりました

株式会社CSR

設立
資本金
従業員数
43名(2013年6月末現在)
事業内容
オフィス移転支援事業、 ホームページの企画・制作・保守・ 運用、ポータルサイトの構築・制 作・保守・運用、SEO 対策、OA 機器の販売、施工及び保守、コンピ ューター、システムネットワークの 販売、施工及び保守、LAN ・ WAN の構築、施工及び保守、電話 回線のコンサルティング業務・受付 代行、移動体通信のコンサルティン グ業務・受付代行、LED 照明の販 売、施工及び保守
担当コーチ
雨宮 幸弘

雨宮さん、なぜ天野社長とすごい会議をやりたいと思ったのですか?

雨宮:天野社長とは今年の3月にお会いしました。ある会社の 紹介でお話の時間を頂いたのですが、いくつか質問させていた だいて、最後に社長プロジェクトとしてすごい会議を始めてみ ませんかとお話させていただきました。ただ、その時には、契 約のサインを頂きませんでしたが、8月に再度お会いしてすご い会議をスタートさせることが決まりました。

天野社長、すごい会議を始めようと思ったきっかけは何ですか。

天野:私どもは、これまで営業会社としてやってきましたが、 ここ最近ゆるくなったというか、4、5、6期目に成長が止ま った気がしていました。また、会社のメンバーは昔からのやり 方に固執しているところがあって、これまでの社内のやり方で は突破が出来ない時期に「外部の刺激を入れないと」と思った んです。一言で言えば、変化、アクセントを入れたかった。す ごい会議は、そのような課題を感じていたときに、信頼できる 社長さんから、紹介をしてもらいました。

天野社長、「すごい会議をやってみませんか?」と言われてどう思いましたか?

天野:はじめ出会った時、雨宮さんはどんな方だろうと思っていました。朝 7 時代に雨宮さんが来たときは、意識の高い方だ と思いましたね。お会いして2時間半程度話して、最後にこう いうのをやってるんですって言われたんですね。ミーティング の中で、雨宮さんとの会話を通じて自分の内側を引き出されて いて、最後には「すごい会議」をやりたいと思ってました。た だ、弊社は、営業ができるメンバー揃いで、新しいやり方を取 り入れるのに抵抗があることも考えられるので、そういったメ ンバーにどう説得する方法について考えていました。実際に 「自分の考えや、もやっとしたものがスッキリして見えてくる」とは話したのですが、不信感を持っ ているメンバーもいました。

雨宮さん、CSR さんにどんなアプローチでコーチングをしま したか?

雨宮:まず、いくつか質問をした後、1年後、3年後の課題を出して、営業メ ンバーがどういう問題を抱えているのかヒアリングをしました。そして、一度 スタンスや考え方をきれいにした方が良いと思って、ブレイクスルーのセッシ ョンに天野社長や会議のメンバーで参加してもらったんです。この段階ではま だ先ほど天野社長がおっしゃっていた「不信感」は払拭できませんでしたが (笑)、セッションの後みんなで飲みに行きました。明け方前の 3 時半位まで 飲んでましたが、そこで話しをしても変わらないなら、参加しない方がいいで すよ、と言ったら、参加すると言ったんです(笑)そのメンバーは「時間が欲 しい。考えさせて欲しい」とは言っていましたが最終的には参加しました。

天野社長、すごい会議を実施するにあたって、社員の方の反応はどうでしたか?

天野:最初のメンバーの人間関係が良くなりました。会議を始める前と後で、メンバーがまとまりを 持ち始めたように思います。このメンバーとやっていくんだと思えるようになりました。また、仲間 同士がより仕事の中でコミュニケーションをとるようになってきました。

雨宮さん、こういったことを起こすのに どんな工夫をされましたか?

雨宮:通常の会議では普通じゃ言えないことを言えるように意 識しました。タブーのない世界を作るように、サポートしました。

それはうまくいきましたか?

天野:うまくいきましたね。仲間同士が仕事のことについて話すようになりましたから。以前は話し やすいメンバーとしか話さないところがありましたが、全体で話すようになり、数字に対する意識も つき始め、数字で会話するようになったと思います。

天野社長、どんな目標を立てたのですか?

天野:今期の売り上げを倍にしよう!ってあったので、それを達成しよう。としました。上半期4割できたら、下半期はその倍は出来るでしょう。と。

その目標を立てたことにより、 どんな問題が解決されましたか?

天野:まだ、問題だらけですけど(笑)、間違いなく言える のは、一人一人が数字に対して意識が高くなったことです。 話すときにも、数字を用いて話すようになったのは、かなり 大きいです。私も会社の状況を話しているので、それによっ て会社って永続していくものなんだな、自分たちがやめてし まったら、会社は簡単になくなってしまうんだと。取り組む 姿勢が変わりました。一方で、自分を変える、変えないの時に、まだ弱さが出て、甘さが拭いきれないメンバーもいます。周りの意見に圧倒されて、本当の自分の意見を言えず、どっかで不安か何かがくすぶっている人もいます。

伸びているメンバーと、ついて来れないメンバーがいるという事ですか?

天野:1、2人くらいですが、今までを捨てて新しい自分になろうとする時に、捨てきれないメンバ ーはいます。伸びているメンバーは、結果に拘って動いてくれています。コミットメントをしっかり 実行しているんですね。行動が変わって、自分の視点だけでなく、他人に教育したり、自分が変わら ないと相手も変わらないんだなと分かって、モチベーションが上がっていますよ。

雨宮さん、天野社長とのセッションを通じて ご自身はどのように成長されましたか?

雨宮:もうこのメンバーは駄目だな、と思わないように、どう やったらこの方々のパフォーマンスが最大限になるか?を常 に考えていました。駄目だって諦めたら、それ以上サポートし てもしょうがないですからね。そういう風にせず、どうしたら 目の前のメンバーがパフォーマンスが最大化するのか?にフ ォーカスすると、自分の成長につながるんです。

天野社長、雨宮さんに会うべきなのはどんな社長だと思いますか?

天野:難しいですね。。。熱い人はハマると思いますし、内気な人や、外部の 人とあまり触れていない人だと、ビビっちゃうんじゃないですか?また、会 議や普段の場で自分を出す事ができない人だと、浸透するのに時間がかかり ますし、対人能力が低い人だとビビってしまうと思います。例えば、裏方タ イプのガツガツやらない人の中へ、一人だけ熱い男が入ると浮いちゃいます し、話せなかったりする人が経営者だと難しいんじゃないかと思います。

どんな会社に導入してみると良いと思いますか?

天野:すごい会議を実際にやってみて思ったのは、会社の規模というよりも、20 名程度の事業部ごと に落とし込みを行うと良いと思いました。また、10 億程度の年商のあるような、お金に余裕のある会 社であればすごい会議を実践してみても良いと思います。会社の規模が小さいと大きくなりすぎると 支払いが大変なんじゃないかな。「すごい会議」の本を読んでもやってみようかな程度で留まってし まうのを、雨宮さんはすごい会議を通じて導いてくれます。持っているもの、あるのにうまく引き出 せないところを、引き出してくれ、刺激になると思いますよ。

今後、会社としてどんなチャレンジをお考えですか。

天野:雨宮さんとの関係を永続していけるように目標を達成して いくことが大切です。売り上げを2倍にするという目標を達成す ることで、足元や地盤をしっかり固め、すごい会議で打ち立てた コミットメントに責任を持って追求していきます。そして、売り 上げをメンバーと共に築き上げ、まずは7期目をしっかりやり、 8期目は7期目の成果で固まってきたところから更なる飛躍を期 したいと思います。

雨宮 幸弘 あめみや ゆきひろ

株式会社ディシジョン

青山学院経営学部卒業。アメフト部副将。銀行に入行。株式会社PlanDoSeeに転職。マネージャー時代に「すごい会議」を受け、衝撃を受ける。社内ですごい会議を広めるソリューションコーチ第一号となり、全店舗に導入。



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