すごい会議

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CASE STUDY すごい会議の実施例

グッズを作るだけの加工会社から「モノづくりをエンターテインメントとして届ける会社」へと変革

株式会社ラブ・ラボ

設立
1994年4月
資本金
1,000万円
従業員数
110名
事業内容
香川県の自社工場と国内60以上の協力工場ネットワークを持ち「1人でも多くの人にモノづくりエンターテイメントを届ける」をミッションに掲げている。創業約30年の歴史を背景に、安心の納期&品質管理・魅力的なコストを提供し、自社工場では、デザイン・製版・プリントやタグ付け・袋入れ等の二次加工まで自社で一貫して実施している。
担当コーチ
大野 栄一

売り上げの限界を感じていた停滞期の4年間

2011年に「すごい会議」を導入した時のことを教えてください。

創業当初から売り上げは右肩上がりで成長はしていたんですが、すごい会議を導入する前の2006年~2009年の4年間は、売り上げが5億くらいで、社員も増えず停滞気味、、、若干過渡期に入っていた時期でしたね。

当時も財務コンサルを入れていたり、人材育成の研修などもずっと導入はしていたんですが、それでも売り上げも人員も数年停滞していたので、代表の谷本も当時は限界を感じていたんだと思います。

そのタイミングで、谷本から『あなたの力を貸してください』みたいな怪しげな案内状を封筒で渡されたんですよ(笑)

あと本も渡されて、すごい会議の前に読んでおくようにと。なので、当時は何がなんだか分からない状態で参加して記憶があります。

「すごい会議」を導入する前は、どのような問題を抱えていましたか?

もともと当社は加工会社だったので、創業期はプリントをするだけの仕事ばかりでした。

その後、Tシャツなどを個人のお客様に向けて販売するのためにECサイトを作ったりして販路を広げていったり、学校関係とか個人でスポーツをやっている方とかスポーツチームにも販売をしていきました。

ただ、お客様からは当時ラブラボという会社はTシャツしか販売していないというイメージでした。もちろんTシャツをメインに販売していたので、そう思われても仕方がないですよね。さらに、Tシャツって夏のイメージじゃないですか?なので当時は、Tシャツが売れる夏前後の4月~10月までの繁忙期はとても売れて、冬前後の11月~3月までの閑散期はガクンと売り上げが落ちる、このような感じで繁忙期と閑散期の売り上げの差がとても激したかったんですよね。

そして、やればやるほど個人向けの販売にだんだんと限界を感じていた時期でしたし、みんな働く能力や気持ちはあるけど、当時の私たちの考えではどうしようもないところに直面していました。

代表の谷本も、この問題をどうにかしなきゃいけないと考え「すごい会議」を導入しようと決めたんだと思います。それが2011年の9月で、冬に差し掛かる前でしたね。

売上高4倍増、経常利益20倍増、社員数2倍増と驚異的な成長

すごい会議を導入して12年。業績や組織全体の変化などをお聞かせください。

業績の変化で言うと、すごい会議を導入する前の売上高の推移は4年ほど横ばいでしたが、導入し始めた2011年の売上高が前年2010年の《売上高6.4億から8.5億円》と約2億円の売上増加になりました。

そこから毎年、売上高は下がることなく数億単位で増えていき、2023年までの12年間で売上高は約4倍、経常利益は約20倍と、ここ数年は売上・利益共に過去最高の数字を達成しています。

また、組織全体の変化としては、業績アップと会社の成長に伴い社員数は年々増加していき、すごい会議を導入してから約2倍の社員数になり、多くの社員がやる気に満ちた人なので、仕事をしているのがとても楽しいですね。

売上高も経常利益も社員数も年々増加傾向ですが、これは、私たちが過去数年間にわたって達成した驚異的な成長の数字です。しかし、これらの数字の背後には、単なる数値以上のものがあります。それは、顧客一人ひとりに対する深い理解と、市場の変化に迅速に対応する柔軟性、そして何よりも、社員全員が一丸となって挑戦し続ける強い意志だと感じます。

この躍進は、どのようなプロセスを経て生まれたんですか?

まず始めに取り組んだのは、今まで個人向けに販売していたTシャツ以外に、パーカーやポロシャツ、帽子やバッグ、ぬいぐるみやキーホルダーなど、たくさんのグッズ販売をするようにしていきました。

さらに個人向けのBtoC戦略だけではなく、法人向けのBtoBにも舵を取るようになりました。

ただ、これはあくまで物という間口を広げただけ。ここまで躍進できた1番の理由は、幹部を始め社員一人一人が会社の目標を自分ごとにできたことだと思います。

『これから私たちは、社会にどのような貢献をしていくんだ』

と、しっかり見つめ直し、そして上層部の幹部たちで意見を出し合うようになり、その話し合いの中で出来上がったミッションが

【1人でも多くの人にモノづくりエンターテイメントを届ける】

ということでした。このミッションができたのを皮切りに、フェスの仕事だったり、有名レコード会社さんだったり、芸能プロダクションさんだったりと、いろいろと仕事の幅が広がっていきましたね。

ただ物を作って売るのではなく、お客様と一緒にモノづくりを楽しむエンターテイナーという立ち位置になり、その意識になってからは営業担当の顔色も行動も変わり、お客様との打ち合わせが楽しくなったという声も上がるようになりました。

2030年には売上高60億円企業を目指す

現在、貴社が注力している目標を教えてください。また、その目標を達成するために、チームではどのような取り組みをしていますか?

今までは学校関連やスポーツ関連などからスポットでの注文が多かったので、営業部の社員もやりがいや楽しさなどが感じにくかったんですよね。さらに、ECサイトからの注文が来たら見積もりをして納品するという単純業務ばかりだったし、新規の注文はどんどん来るけど顔が見えない、、、という感じで、ただ業務をこなしているだけでした。

でも、先ほど掲げたミッションに変えてからは、社員一人一人が自ら動くようになり、そしてお客様と深く関わっていくことに注力していったことで、仕事への喜びをすごく感じるようになり、またその喜びをチームみんなで分かち合うようになりました。

そして現在、10年後のビジョンを作ろうということで、2030年までの10年間で60億円企業を目指そうと、社員からパートまで目標を浸透させ動いています。

将来について、もっとも楽しみにしていることは?

やっぱり社員の成長ですよね。今までEC販売の小口対応だったのが、今は大口の企業様だったり、またエンターテインメントとしての対応をしたりと、仕事への喜びや楽しさを分かち合うことによって人間的に成長していくこと。そして、モノづくりをしていく上でのスキルの向上。この2点がうまく絡み合い、社員一人一人が成長していく過程が、もっとも楽しみにしていることですね。

そして嬉しいことに、ある社員からは『入社してから今が一番楽しいです』と言っていただけました。

やっぱり社員やスタッフの喜んだ顔を見ると、私も一緒にワクワクしてきます。

アレしろ!コレしろ!と、上からガミガミ言うスタイルは、もう古いですからね。。。そうではなく、社員一人一人が主体的に動けるようにレールを引いていってあげるのがリーダーの役割だと思っています。

大切にしている価値観はありますか?

お客様はもちろんのこと、上司や社員同士でウソはつかず正直に、そして素直でいること。やはり人間ですからミスをしてしまうこともあると思うんですよ。そこを隠さず、正直に上司に報告する、また素直になること、それに対して我々上司もミスを責めないこと。。。これが一番大切にしている価値観ですね。やはり、素直な社員は成長してます。

あと「まずは、とりあえずやってみよう!」という風潮が、当社には昔からあります。会長も代表も、そんな細かいことを気にせず、とりあえず一歩踏み出して動てみよう!みたいなことを、よく言います。

「すごい会議」を導入してみて

すごい会議で一番驚いたことは?

現在、大野コーチが担当なんですが、もう10年くらいの付き合いなんです。大野コーチって、常にアップデートしていくんですよね。なんか、大野コーチ自身もさらなる上を目指して成長していってて、その成長していくということを背中で見せてくれるというか。会うたびに毎回毎回アップデートしているので、本当にすごいな~と驚かされます。

そんな大野コーチに向けて期待することは?

今、すごい会議を受けているメンバーが、私を含め意思決定者である上層部だけに偏ってるんですよね。

わがままを言うと、私たちを成長させてくれたように、もっと他のメンバーとも関わってほしい、、、というのが願望であり期待しちゃうことですかね。

もちろん、これは私たち上層部の人間がもっと巻き込んでいく必要があるし、まだまだ巻き込めてない部分があるので、私ら自らがやるべきことなんでしょうけど(笑)

すごい会議を始め、大野コーチはどんな企業にオススメしたいですか?

ずばり、従業員を大事にしている企業。もちろん、どこの企業も大事にしてるとは思うんですけど、要は従業員を成長させたいが、まだまだ可能性を信じきれてない企業って多いと思うんですよ。そこを大野コーチにお願いすると、従業員の顔つきや行動がどんどん変わっていくのが目に見えて分かります。

商品やサービスで違いを作ることではなく、人で違いを生み出したいと考えている企業は、どんな業種問わず「すごい会議」の導入は、企業を成長させる手段としてとても活きるはずです。

また、大野コーチは人を成長させていく能力がすごく素晴らしいので、従業員の個々の能力を今よりもさらに最大化していくことを望んでいる企業は本当にオススメしたいですね。

ありがとうございました。

大野 栄一 おおの えいいち

株式会社一番大切なこと

私のコーチとして使命は、『苦悩に値する働く意味』の創出です。

地球は平らだと信じていたがために出帆しなかった船は、どれくらいあるだろう?

信じているものが見えるものを限定し、見えるものは打ち手を限定し、打ち手は当然のことながら、望でいる結果が手に入るかどうかを決定付けます。あなたは何を信じてビジネスしてる?

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