すごい会議を導入した理由を教えてください。
杉浦 僕はやっぱり、数字への意識とか、自分の意志というか、指示待ちじゃなくて、能動的に自分で行動するというか、そういうマインドのセットをしたいといった感じです。
織田 やっぱり数字を作る、その気持ち的な部分で突き抜けられていなかったので突き抜けられるような文化が作れればいいなっていう想いでしたね。
太田 ありがとうございます。本当のところ、すごい会議をやってみて良かったですか。
織田 良かったです(笑)。
太田 ありがとうございます。どの辺が良かったなって思いますか。
織田 望んでいた成果がほぼ100%に近い形で手に入れられたので、非常に良かったですよね。
太田 具体的に私や、コーチの小坂のサポートの中で、こういうところは効果的だった、というところは何だったか教えてください。
杉浦 やっぱり一人一人にしっかり考えさせるようにリードしてくれていたのは一番良かったかなと思います。
太田 なるほどですね。
織田 こうしたほうがいいんじゃないとか、ああしたほうがいいんじゃないっていう、その答えを当然そうやって教えることも必要だと思うんですけど、答えを最初から“さっ”と言うのではなく、「どのようにすれば」というのもそうですけど、やっぱり自分たちで考えて答えを出していくっていう作業が、ある程度身に付いていったのはすごく良かったなと思います。
コーチの違いをどの様に感じていましたか?
杉浦 コーチによって違いがあって、太田さんのほうが上の目線というか、高い目線ですね。で小坂コーチはどちらかというと彼らと同じような目線なんですけど、両方とも本人たちには浸透しているなと思います。
太田 高い目線っていうのは、どういうところで感じたのですか?
杉浦 しゃべり方とか、意思決定の持っていき方とか、そういうところだと思います。
太田 なるほどですね。ありがとうございます。僕が感じていることとしましては、当初サポートしている中で、最初の商材がうまく軌道に乗せられなかったなっていう感覚が私にはありまして、で、御社のなかで商材も変えて、そこからフィット感というか、成果に関して違いが目に見えて起きてきたという実感がサポートしている側としてはあるんですね。そのあたりっていうのは実際にご導入された御社側としてはどのように感じているんですか。
杉浦 おっしゃる通りで、私も感じます。おそらく売るハードルが下がったんではないかなと。
織田 そうですね。まあ当然売れる商材、売れない商材とか、もしくはタイミング的なものとかっていうのはあると思うんですけど、理想的なところでいうと別に商材関係なく売れる組織を作らないといけないので、最終的なゴールとしてはそこを目指していかなければいけないかなとは思っています。商材を途中で変えて、売りやすくなったということに関しては結果として効果的だったなというふうには思いますし、今まで今回の取り組みを通じ、取り組んで積み重ねてきたものが相まって、ああいう結果が生まれたんだろうなというふうに思うので、単純に商材を変えただけでは、あの結果や、今の状況にはならなかったと思いますし、逆にあのまま同じ商材をやり続けていても当然同じ結果は生まれなかったので、良い具合に2つの事柄が絡み合って、今の結果になったのかなと思いますけどね。
太田 なるほどですね。
太田 私がサポートしていて印象的だったのが、今年の4月ぐらいですかね、前の商材を売ってらっしゃるときに、いつもは目標の話をしていたのが、もう少し実際の電話のトークスクリプトや、具体的な営業のやり方について会議の中で扱われた機会があり、あの辺りで参加メンバーがトークの仕方を工夫し始めたように見受けられたんですね。そこに杉浦さんも積極的に関わって、トークを改善していくみたいな。あのサイクルを週単位とか、2週間単位でグルグルグルグル回していくっていうのが非常に印象的だったんですが、杉浦さんはその辺りはどのように感じますか?
杉浦 その通りだと思います。半年前よりは相当トークも上手になっていると思います。
太田 そうですね。
杉浦 まあ半年前が悪すぎたかもしれないですけど(笑)。
太田 いえいえ。そのあたりで杉浦さんと、メンバーとの関係もちょっと変わったというか、よりチームとして関わるようになったような、そんなふうな印象もありますね。
杉浦 本当ですか。ありがとうございます。