太田:おはようございます。先日は年度末のタイミングで、経営チームの経営合宿の機会をご一緒させていただきありがとうございました。会議が終わって3週間ほどたちますが、今日までで、何がうまくいっていますか?
内野:まず、すごい会議で決めた「バウムクーヘン」や「戦略的フォーカス」を経営計画発表会で全社に発表しまして、めちゃくちゃ良かったですね。みんなものすごくやる気になっていたのと、これまでは社長の自分が方針を出して、メンバーはそこに従うみたいな感じだったところが、それぞれオーナーシップを持って、自分の役割を推進させなければ! みたいな雰囲気になって、参加メンバーもそのような意欲みたいなものが高まりました。
太田:それは素晴らしいですね。発表はどのような形でやられたのですか?
内野:経営計画発表会は午後2時から6時半ぐらいまでだったんですが、最後のコンテンツとして時間をとって話をしました。冒頭に、私がすごい会議の導入の背景として、「これまでいろいろなマネジメントにチャレンジしてきたけれども、こういうところでうまくいかなかったよね、で、今回は、すごい会議をやることにしました」という話をしました。それで、すごい会議でどういうことをやったかのという共有と、それぞれのメンバーからの感想や体験のシェアと、各役割の目標と役割を担当から発表して終わる、という感じでやりました。
太田:ありがとうございます。導入背景というのはどういう話をされたのですか?
内野:今まで他社のコンサルティングのやり方でマネジメント体系を作っていて、どちらかというとトップが決めて、そこに対してスピードを早く進めていくみたいな流れでやっていたんですけれども、その結果として、トップセールスの人間が辞めたり、ルールをすごくたくさん作ったので、メンバーが窮屈な感じで働いているなと感じていたこと。そして弊社のミッションは「営業を面白くする」なのに、社員があんまり面白そうじゃないよね、という感じていたということ。で、今期からはみんながリーダーになってもらいたいという思いで、すごい会議を導入したという話をしました。
太田:なるほど、いい話ですね。
内野:そうなんです。みんながリーダーで、そのチームで経営していくんだ、という話をして。それで結構みんなガッとやる気になっていましたね。
太田:内野さんは伝え方が秀逸ですね。参加メンバーはどのような感想をシェアされたのですか?
内野:参加メンバーは、高い目標を掲げて成長していくという中で、「やっぱり自分は関わり方が甘かった」とか、「もっと経営とか、そういうところに自分がリーダーシップを取ってやっていきたい」みたいなシェアがありました。あとは「すごくワクワクしている」という。そんな話が多かったですね。
太田:素晴らしいですね。ありがとうございます。それを聞いて他の社員さんはどういう反応だったんですか?
内野:本当にみんながすごく前のめり感があって、実際に終わったあとも「今期は私も本当にすごい会社作りに貢献します!」みたいなメッセージもたくさんいただきました。めちゃくちゃいい状態で終わりましたね。
太田:それは素晴らしいですね。内野さんはじめ幹部の皆さんの想いが伝わったのですね。