すごい会議

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CASE STUDY すごい会議の実施例

真の問題解決とタスク管理の仕組みが定着

株式会社テシオ

設立
2001年1月
資本金
2,000万円
従業員数
30名(パート・アルバイト含む)
事業内容
リノデュース事業
担当コーチ
太田 智文

人任せのコンサルではなく、主体的に仕組みをつくりたい

太田:小笠原社長とは十数年来のおつきあいになりますね。「すごい会議」を導入した経緯について、改めて聞かせてください。

小笠原:きっかけは新規事業「リノデュース」の拡大です。広告費や人件費など多額の投資を活かすために、予算やタスクの管理、部署間の情報共有を仕組み化したい。そこで旧知の太田さんに依頼しました。

太田:コンサルティングやITツールの導入など、他の手段は検討しましたか?

小笠原:いえ。コンサルティングの場合、解決策を立案するのは他社です。当社主体で仕組みをつくるには「すごい会議」が最適と考えました。

太田:初回のワークセッション(Day1)は昨年1月に行いました。いつ頃から、組織の変化を感じましたか?

小笠原:3回目のセッション(Day3)を終えた頃ですね。会議に参加する幹部たちの理解が深まり、積極的にコミットするようになりました。

太田:問題が起きやすいのも、その時期です。ほとんどの企業はDay1・Day2で夢を描き、Day3・Day4で本質的な問題に直面する。それを乗り越えて、プロジェクトが動き始めます。

小笠原:たしかに、アクションを実行する段階で     課題     が発生     しました。役割分担と行動計画を会議で決めたはずなのに、その通りに進まない。     「彼に任せてはいけない」「本当はこうしたほうがいい」など、現場責任者の意見が衝突しました。

計画と実行のズレが埋まり、粗利率が3~5%アップ

太田:問題を解決した方法を教えてください。

小笠原:該当部門の体制を変更し、混乱を収拾しました。結果として計画と実行段階のズレが埋まり、予実管理の精度が向上。もしも「すごい会議」を導入しなかったら、体制変更を決断できずに妥協していたでしょう。

太田:それまでは問題を見て見ぬふりをしていたのかもしれません。解決には痛みを伴いますが、問題と正面から向き合うことが大切です。その後、業績面に変化はありましたか?

小笠原:昨年10月頃から、粗利率が3~5%ほどアップしました。粗利額に換算すると、毎月100万円以上も増加。資材の発注をはじめ、さまざまなタスク管理に成功したからです。

太田:数字に表れない変化は感じますか?

小笠原:はい。幹部一人ひとりの主体性が高まり、組織がまとまりました。会議で本音をぶつけあっても、人間関係がギクシャクしません。太田コーチのファシリテーションのおかげです。

社内PMOを育成し、PDCAサイクルを回し続ける

小笠原:太田さんの優れた点は、表現が端的でわかりやすいところ。そして、言いづらいことをズバッと言ってくれるところです。たとえば「言えない問題 、ひどい真実」という議題。会議の参加者に発言を求めても、はじめは遠慮した内容しか出てきません。そんなときに「本当はどうなんですか?」と太田さんが上手にツッコんでくれました。
その一方、特定の個人を責めるような雰囲気をつくらない。参加者への配慮も含めて、踏みこみ方が絶妙ですね。

太田:問題が個人に起因する場合もありますが、その人を潰しても解決しません。フラットに問題を扱い、企業風土に合わせたお手伝いをしています。
私が御社を直接サポートしたのは、約1年間で、途中関わらない時期もありましたね。その間も「すごい会議」を運用し続けられたポイントを聞かせてください。

小笠原:社内PMOの設置です。意欲の高い若手社員をPMOに任命し、太田さんに育成を支援してもらいました。会議後に毎回レポートを提出し、フィードバックをいただきましたね。

太田:仕組みを定着させるには‟仕組みを回す人”が必要です。だから、彼には当社の勉強会にも参加してもらいました。そこで5~6社のPMOが一堂に会し、ナレッジを共有。全12回の勉強会を通じて、スキルも責任感も高まったと感じています。

小笠原:同感です。いまでは会議の司会に慣れ、進捗管理もスムーズに行っています。

問題と解決策が明確化され、経営がシンプルに

太田:「すごい会議」の導入から1年以上が経ちました。経営トップとして、もっとも実感している効果を教えてください。

小笠原:経営がシンプルかつスピーディーになったことです。問題の本質がサッと出てきて、解決するためのアクションも明確になる。乱立していたKPIの優先順位も整理され、緻密なタスク管理が可能になりました。

太田:以前も幹部会議や進捗管理は行っていましたよね。

小笠原:もちろんです。ただし、解決すべき問題・それぞれのタスク・必要なアクションが不明確でした。議事録には残っているけれど、それらが整理されていない状況だったのです。

太田:御社の経験をふまえて、どのような企業が「すごい会議」の導入に適していると思いますか?

小笠原:アクセルをふんで、成長を加速させたい会社ですね。ワンマン体制から脱却し、チーム力を高めたい企業にも向いていると思います。また、当社の財産はPMOです。プロジェクトを管理できる人材を育てれば、PDCAサイクルの回転速度がどんどん上がっていくでしょう。

インタビュー実施:2022年3月
インタビュアー:株式会社ピグマ「すごい会議」マネージメントコーチ太田智文

太田 智文 おおた ともふみ

株式会社ピグマ

49歳。兵庫県明石市出身。神戸大学卒。大学卒業後、ベネッセコーポレーションに就職。
28歳の時に現在の会社ピグマを創業。21期目。
すごい会議マネージメントコーチ14年目。MBTI認定ユーザー。国際コーチ連盟プロフェッショナ ルコーチ(CPCC資格保持) 。バリューファクター認定トレーナー。
過去180社以上の会社でのすごい会議導入の実績。

「本質」に向き合い組織として一段高い基準を手に入れること、行動の量と質とスピードにこれまでにない違いを起こすことを約束します。

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