すごい会議

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CASE STUDY すごい会議の実施例

長く確実に成長するには、当たり前のレベルを上げ 企業文化や豊かな土壌をつくっていくことが必要 すごい会議はその土壌を醸成してくれる

コアグローバルマネジメント株式会社

設立
2007年7月
資本金
2,000万円
従業員数
単体:435名 連結:1,144名(※2021年11月時点)
事業内容
ホテルの運営事業及びホテルの清掃やメンテナンス、ウエディングプロデュース、旅行手配などの関連事業
担当コーチ
段原 尚輝

規模が拡大した一方で、幹部候補同士の考え方のずれに問題意識を持つように
経営合宿に魅力を感じ、導入を決定

まず御社の事業内容を教えてください。

主要事業はホテルの運営で、ヒューイットやクインテッサ等、オリジナルホテルブランドを全国各地に展開しています。
さらに、グループ会社で周辺事業もおこなっており、掃除やビルメンテナンス、ホテルを使ったウエディングのプロデュース、ご旅行の手配など、ホテルに関する事業を一気通貫して手掛けています。

すごい会議導入前の状況と問題意識、なぜ導入したかについて教えてください。

2013年の創業当時は、社員は私を含め4人だけでした。
現在は正社員500人、パートやアルバイトのスタッフを含めると約1,300人という大所帯になっています。
核となる幹部や幹部候補だけでも40~50人いますが、会社の中長期的な方向性についてしっかりとコミュニケーションをとる機会が少なくなっていました。
それにより社員同士の考え方にズレが生じることもあり、そこに問題意識を長年感じていました。
そのタイミングで段原コーチとお会いし、経営会議をご提案いただいたことが、導入のきっかけでした。

他にも様々なサービスがある中で、段原コーチを選ばれた理由はどこにあったのでしょうか?

合宿形式を提案していただいたからですね。
正直に言うと、最初にお話を伺ったときは「これまでも会議は散々やってきているし、それでどうにもならないから困っているんだけどな」と半信半疑でした。
しかし、合宿形式を提示してくださったときに「合宿なら、少なくとも全員の気持ちのすり合わせや懇親はできる」と思ったんです。そこにやる価値を感じ、導入を決めました。

1回目の会議から、1つの大きな目標に向かって
全員で推進していこうとするコミュニケーションが生まれた

導入したことで起きた最も大きな変化はなんですか?

「うちの社員たちはこんなにしっかりしていたのか」と安心感を得ることができました。それが最も大きな変化ですね。
導入前は「まだまだ自分が引っ張っていかなければ」と思っていたのですが、実際の会議で活発に意見を出し合う姿を見て、幹部を中心とした社員たちに「任せられる」という気持ちが強くなりました。
もう1つ、これは変化というより気付きなのですが、忌憚なく意見を出し合うようなコミュニケーションは、こうした経営会議など一定の強制力がある場をつくらないと生まれないことがよく分かりました。
これまで、部署を越えた横串でのコミュニケーションを自然醸成できないかと思い、飲み会などを頻繁におこなっていたのですが、仲良くはなっても、遠慮なく意見交換をするところまではいかなかったんです。
そうした過去の取り組みと比較しても、1回目の会議の時点で全員が意見を出し合い、1つの大きな目標に向かって全員で推進していこうとするコミュニケーションが生まれたことは非常に良かったと思います。

最も印象的だった出来事はなんですか?

さきほど社員への信頼感が増したとお話しましたが、みんなが会議の中で積極的に発言してくれたことが非常に印象的でした。お互いに質問し合ったり意見を出し合ったりしてくれて、「みんな、こんなに成長に対するコミットメントの強さをもっていたんだ」という嬉しい驚きがありましたね。

組織全体で会話の量が増え、部下から上司への意見も言いやすい状況に

チームにはどんな変化が起こりましたか?

信頼感が上がり、組織全体でコミュニケーションの量が増えたと思います。
導入前は、部下から上司へ意見しづらい、横同士のコミュニケーションが少ないなどの問題があったのですが、
上司から部下、部下から上司、部署内、部署を越えた横のつながりなど、組織全体でさまざまな話ができるようになりました。
特に、部下が上司に対して意見しやすくなることは非常に大切だと感じています。
部下が上司に意見を言いにくく、その結果指示待ちになってしまうような組織では、健全な新陳代謝や代替わりは起こりませんし、おそらく生き残っていけません。
これから会議を重ねていって、さらにコミュニケーションが活発になっていってほしいですね。

すごい会議を通して今後若手社員の方々がもっと意見を出し、活躍されることも期待できそうでしょうか?

はい、そう思います。私も立場上、社員一人ひとりが何を考えているのかをじっくり聞く機会が減ってきているので、すごい会議を通して社員たちの意見を聞けることは非常にありがたいです。
実際に「この人、こんなに優秀なんだ」「こんな考えをもっていたんだ」と気が付いた場面が何度もありました。
第1回は経営層に近いメンバーだけで実施しましたが、これを全社規模に広げていき、店長クラスだけではなく現場の社員まで参加してもらえるようにしていけば、宝石の原石のような人材がさらにたくさん見つかるのではないかと期待しています。

「年商1,000億円」がお題目ではなく、実現可能な目標として捉えられるように

ご自身にはどんな変化が起こりましたか?

非常に頼もしいメンバーが弊社にいると認識できたこと、そして彼らとともにさまざまな戦略を立てていけば、さらに大きな世界を目指せるという感覚をもてたことです。
今まで「まずは年商300億円、その先は年商1,000億円を目指す」と言っていたのですが、それはあくまで自分や社員を奮い立たせるためのお題目という面もあり、具体的にいつどうなるという道筋は提示できていなかったんです。
しかし、今はその道筋や、そこに至るためのセオリーなどが見えてきた感覚があります。

どうして、その道筋が見えてきたのでしょうか?

規模を拡大していくための機能やフォーメーションが、すでにそろっていることに気が付いたからです。
元々弊社は、コロナ前から人材投資に力を入れており、当時の利益規模に見合わない部署であっても全方位的に厚く作り、人材を育てていたんです。
すごい会議を通して、必要なフォーメーションがすでにそろっていて、各部署のスタッフが頼もしく育ってきていることが認識できました。
ですので、後はそれぞれ必要なタイミングで、それぞれの部署を増強していけば目標に向かって伸びていけると考えています。

すごい会議は、非常によくプログラムされたコミュニケーションツール
職位や年齢に関係なく誰もが平等に発言力をもてる

すごい会議の一番の価値はどこにあると思いますか?

すごい会議は、非常によくプログラムされたコミュニケーションツールだと感じています。
会議の場では、全員が参加して意見を出さなくてはいけませんが、それを心理的な圧迫が少ない中で実行できるようになっている点が優れていると思います。紙に書くなどの手法で発言しやすくする、発言力の強い1人だけが喋ることのないようコーチが進行してくれるなど、仕組みが素晴らしいですね。
その結果、職位や年齢などに関係なく誰もが平等に発言力をもてるので、お互いのことを認めやすいですし、良いアイディアもたくさん出てきます。そこに一番の価値があると思います。

コミュニケーションツールとしての仕組みに価値があるとのことでしたが、印象的だった手法やフレーズなどはございますか?

「精霊が言うには」というフレーズですね。
言いにくい意見などを伝えるとき、「精霊が言うには~~」と言って「これは自分が言ってるんじゃなくて、精霊が言わせてるんだよ」と、ワンクッション置いて伝えるテクニックなのですが、社内でとても流行っていて会議後もみんな使っています。

御社にとって、段原コーチはどういう存在ですか?

会議が暴走しないための防波堤というか……変わった例えで恐縮なのですが、もんじゃ焼きを作るときに、水があふれないように土手を作って真ん中に集めるじゃないですか。あの土手のような存在ですね(笑)。
「ルールに沿って発言してください」「それは今じゃなくて、次に言ってください」など、段原コーチが冷静かつ的確に会議を進行してくださるので、誰かが暴走したり意見が法話したりすることなく、全員が平等に発言でき、アイディアがまとまっていくのだと思います。

組織に重要なのは、空中戦ではなく土壌の豊かさ
当たり前のレベルを上げ、土壌を豊かにするのにすごい会議は非常に有効

御社の目指す未来について教えてください。

事業としては、他社にはない泊まる意味のあるホテルをつくり、それをローコストで実現していくこと。そして、日本国内の大手ホテルブランドの一角に食い込んでいくことが、未来に向けた第一歩だと考えています。
そして組織としては、ずっと成長を続けられるように、当たり前のレベルを高くし、企業文化や会社の土壌を豊かにしていきたいです。
例えば、運営するホテルの前に小さなゴミが落ちていたときに、通りがかったスタッフがパッとそれを拾えるかどうか。小さなことですが、そうした行動が全スタッフに浸透していくことで、当たり前のレベルが上がり、企業文化や土壌として培われていくと思います。
これは一朝一夕に身に付くものではないので、今から意識して少しずつ積み上げていくことが必要です。
そうして、長く世の中に必要とされる会社になることが、私たちの目指す未来です。

すごい会議をどんな企業や経営者におすすめしたいですか?

さきほどお話した「当たり前のレベル」を上げていきたい企業や経営者におすすめしたいです。
当たり前のレベルを上げ、企業文化や土壌を豊かにしていくには、スタッフ一人ひとりに意識と行動が根付いていかなくはなりません。
すごい会議は、その土壌を作っていく第一歩として非常に効果的です。
組織って、空中戦みたいなことだとうまくいかなくて、土壌の豊かさが重要だと思うんです。
「会社として豊かな土壌を作っていこう、そこに会社の力とリソースを注ごう」と考える企業や経営者の方は、ぜひ導入してみてほしいですね。
それから、導入する場合はあまり期間を置かずに、定期的かつ中長期的に会議を実施することをおすすめします。

最後に、導入を検討している経営者の方に対してメッセージをお願いします。

自分たちで何とかしよう、自社でやってみようと思わないことですね。
費用面などを気にして、「1、2回やってみて後は社内で真似してやってみよう」と考える方もいらっしゃるかもしれませんが、それでは意味がないと思います。
すごい会議の優れた点は、コーチが第三者として厳密なルールの元で防波堤となってくれることです。
自社の人間がコーチ役をやっても、ルールの遵守や客観性を保つのが難しいですし、参加する社員たちも自由に発言できないと思います。
価格以上の価値を得られると思いますので、迷われるならぜひ試してみてください。

本日は貴重なお話、ありがとうございました!

段原 尚輝 だんばら なおき

Coriginal株式会社

会社を、チームを、誰かがつくるのでなく私がつくる。私たちがつくる。
そして、私が「最高の組織・チーム」を実現する。
メンバーに囲まれた会社だったとしたら、
今とどんな違った風景が見え、何が可能になるでしょうか?
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