株式会社一番大切なこと
私のコーチとして使命は、『苦悩に値する働く意味』の創出です。
地球は平らだと信じていたがために出帆しなかった船は、どれくらいあるだろう?
信じているものが見えるものを限定し、見えるものは打ち手を限定し、打ち手は当然のことながら、望でいる結果が手に入るかどうかを決定付けます。あなたは何を信じてビジネスしてる?
沖村氏:すごい会議を導入したのは知人からの紹介がキッカケです。導入する前に直面していた問題としては、会社の業績が不安定なことでした。ある月は売上げが良かったり、ある月は悪かったり、そのような不安定な業績が続いていて、低迷していた時期でした。
またミーティングでも、何が問題で何を改善するべきかなど、自ら考えて意見を持ち寄ることはほとんどなく、結果報告を行う場みたいな感じでしたね。
齋藤氏:確かにそうでしたね。もちろん、成果に対して賞賛する文化はあったものの「なぜ伸びたのか?」「何が成果をもたらしたのか?」などは、本人のやる気や気合いなどが”たまたま”重なっただけだったのではないかとか、行動や変化に対しても、社長の指示で行うことがほとんどで、社員それぞれが自主的に動くこと自体、すごい会議の導入前は少なかった気がします。
沖村氏:そんなこともあり、今のままではダメだなと感じていましたし、もっと上を目指すという目標もあったので導入を決めました。
沖村氏:まず、数字の面は大きく変わりました。先ほどもお伝えした通り、導入前は毎月不安定な売上げだったんですが、導入後は安定して売上げが出せるようになって、前年対比で見ても大幅に数字がアップしていきました。
具体的に言うと、例えば2023年の頃は、ある月は1,000万円超えたり、ある月はガクンと落ちて数百万円だったりして、とにかく安定しない状態だったんです。それが、導入後の2024年8月は粗利2,300万円、9月は3,500万円、10月は4,100万円と毎月売上げが安定してアップしていき、前年対比で見ても約5倍近くの成長を遂げています。
齋藤氏:このように成長していったのも、会議の質が変わったからだと思っています。導入前の会議は、できない理由を皆んな探して「ああ言えば、こう言う」みたいな感じで、言い訳大会みたいになっていました。
それが導入後は、社員それぞれが「目的を達成するために向かっているという認識」を前提に持つようになり、目標を達成するための行動や意識が変化し『今の問題点は何か?』『どのように達成するか?』など、みんなで最適解を探りながら議論するようになりました。
なので今は、成長するための意見が言いやすい環境をつくろうと全員が努力していて、社員一人ひとりの生産性も上がっている感じはしますね。
齋藤氏:すごい会議を導入してからは、数字の計測をする頻度が増えてきたのもあって、次の会議までにはもう少し数字を上げておきたい、そのためにはどうすればいいんだと考えるようになりました。『前回の会議と何も変わってないです』と言いたくないじゃないですか。
以前までは他責な発言が飛び交い、それに反応し合うような状況でした。ただ、そのような会議からは決して何も生まれないことを全員が気付き始めてから、会議の質が少しずつ変わっていったと思います。
でも、これに気付けたのは過去の低レベルな会話も必要なステップだったと感じます。
沖村氏:そういう意味では、行動に移すまでのスピードも上がりましたね。行動や数字の計測を頻繁に行うようになったことで、決めたことはやるという意識が高くなっていきました。例えるなら、夏休みの宿題をギリギリにやるんじゃなく、計画を立てて前もって行動していく感じですかね。
今思うと、すごい会議の導入がなければ、この伸びはなかったので、導入して良かったと思っています。
沖村氏:今後も数字を安定して上げていくのはもちろんなんですが、数字目標で言うと、今期(2024年4月末まで)の売上げ目標は6億円を目指しています。
また、現在ある5つの店舗を倍の10店舗まで増やしていくことです。私たちは茨城県の県南エリアを中心に活動をしているんですが、エリアを拡大していきながら、もっともっと認知度を上げていきたいと考えています。
沖村氏:最近クレド(信条や行動指針)を作ったんですが、それを全社で共有するようにしました。クレドには、我が社のミッション、2028年までのビジョン、そして10個のバリューを記載しています。
バリューには・・・
1:総合力の接客サービス
2:一つ上の当たり前へ
3:ニーズの深掘り
4:誰もが未来顧客
5:忙しい!から脱却
6:第二象限に期限を
7:とりあえずやってみる
8:スピードが成否を分ける
9:限界を決めない
10:学びを実践へ
を記載していて、全社員がこの内容を常に意識できるように持ち歩き、定期的に目にするようにしていきます。そうすることによって、社員同士の共通言語と共通認識が生まれ、お客様や求職者に対しても「当社は、こういう会社です」と言えるようになるので、今までよりも強いチームになっていくと思っています。
沖村氏:先ほどお伝えした目標にもつながるんですが、店舗を増やして認知をどんどん拡大していき『茨城県の中古住宅ならレステコホームだよね』と思ってもらい、お客様の記憶の最前列にいる会社にしていくことです。
そのような状態になれば、社員一人ひとりの成長につながり、社員の成長が会社の発展につながり、それが結果的に社会貢献にもつながっていくと思っています。
また当社は、お客様が持っている処分しにくい物件に対し価値を提供して売買することが仕事なので、物件を処分できずに困っているお客様に価値を提供し、そのお客様から感謝され、そして仕事の楽しさや喜びを社員たちに感じてもらうのが楽しみの一つです。
齋藤氏:なんか、こういう研修みたいなイメージって私の中では、『やるぞ!おぉ~!』みたいなイメージだったんですが全然そんなことなくて、初めてのセッションで『まずは、それぞれにあだ名を付けましょう』から始まったんですよね。
気合を入れてやるのかと思っていたんですが、なんか『ほえ~』という感じで、気を張っていた気持ちが一瞬で解放され『なんか面白そうな会議だ』と驚いた記憶があります(笑)
それと、これは驚いたということではないんですが、今までの私は、物事を一方通行で捉えることしかできなかったんですが、大野コーチと出会ってからは多角的に物事を見れるようになってきたんです。それができるようになったのも、大野コーチがする例え話の引き出しが多くて、とても分かりやすく腑に落ちるんですよね。
沖村氏:私たち不動産業界って、業績に対してのインセンティブがあるんです。それぞれがやる気を起こし、前向きになって全力で走っているんですが、行動を促す意義が、まだまだ自分のインセンティブを一番上にしている部分が少しあるんですよね。
もちろん以前よりは変わってきていますが、これからは自分のインセンティブよりも、もっと全体マインドになって、さらに貢献マインドになってくれたらいいなと思っています。そのために大野コーチの手助けが必要だと感じているので、期待というか、これからも共に伴走していってほしいなと思っています。
齋藤氏:スポットライトを自分に向けず、相手や社会に向けられる人間に成長していくことが大切ですよね。私も大野コーチと共に伴奏して成長していきたいです。
齋藤氏:否定せず、なんでも肯定してくれる人。なんかこう・・・何でも言える存在ですよね。普通なら、こんなことを言ったらバカな人だと思われてしまうようなことでも、大野コーチは投げやりにせず「うん、うん」と受け止めてくれ、それに対して的確な質問で答えを導いてくれる・・・そんな懐が深くて安心感がある人です。
もちろん、緊張感はあるんですが、それよりも大野コーチと顔を合わせのるが毎月の楽しみになっています。
沖村氏:確かに、いろいろ話すと解決はしますね。すぐに解決する答えをくれるのではなく、問題に対して質問をしたら、それに対して考えさせられる問いで返ってくるみたいな。結果的にそれが、答えに導いてくれて解決するみたいな感じです。
沖村氏:私たちが「すごい会議」を取り入れてから、目標に対する概念がすごく変わりました。目標というと多くの企業が『これくらいなら行けそうだな』と安全圏の目標を立てると思うんです。そうではなく、突き抜けた目標。
例えば、当初私たちの目標は今期までに5億円の売上げ目標を立てましたが、最初はちょっと厳しいんじゃないかと思ってました。でもそうではなく、その目標を達成するためには今何をするべきか、どのような思考を持つべきか、そして仕事に対しての意義を考えるようになりました。
そうすることによって、目標に対して一歩一歩近づいていくことが肌で感じ取れるようになってきました。今思うと私は「すごい会議」を導入して、その収穫が一番大きかったですね。
なので、現状に満足せず、今よりもっともっと成長していきたい、そのためには大きな変化に対しても柔軟な判断ができる経営者であれば、自信を持ってオススメしたいですね。すごい会議の導入は、その会社にとって大きな役割を担ってくれると信じています。
私のコーチとして使命は、『苦悩に値する働く意味』の創出です。
地球は平らだと信じていたがために出帆しなかった船は、どれくらいあるだろう?
信じているものが見えるものを限定し、見えるものは打ち手を限定し、打ち手は当然のことながら、望でいる結果が手に入るかどうかを決定付けます。あなたは何を信じてビジネスしてる?