すごい会議

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CASE STUDY すごい会議の実施例

順風満帆でも「すごい会議」を導入したわけ

株式会社ジーアイビー

設立
2010年5月
資本金
8,000万円
従業員数
487名
事業内容
日本全国で展開をするコインランドリーフランチャイズ「ブルースカイランドリー」を通じて、日常生活に革新をもたらす。社会貢献と環境保全を重視し、災害時対応ランドリーや子ども服のリユース活動にも力を入れることで、持続可能な社会づくりに貢献。創造力と実行力を武器に、企業成長と社会課題解決を目指し、顧客と社会にとって価値の ある企業を目指している。
担当コーチ
大野 栄一

問題や課題を自分ごととして考える社員が少ないことに悩んでいた

まずは、御社の事業内容をお聞かせください。

弊社は、様々な事業をしているグループ企業なんですが、今回「すごい会議」を導入したのは、その中の1つの事業で、全国に256店舗のコインランドリーをフランチャイズ展開をしているフランチャイザーの会社です。

おかげさまで、人材は6年くらい前から倍々で増えていき、業績も7年前は1億5,000万円くらいだったのですが、前期の決算では30億円まで成長していきました。 

7年間で売上げが約30倍と順風満帆な気がしますが、それでもなぜ「すごい会議」を導入しようと思ったんですか?

冒頭でお伝えした通り、弊社はグループ企業なんですが、その中の1つに中小企業向けのコンサルティング事業も経営しているんです。ですので、実は私も「すごい会議”風”」なことは、今までも行ってはいたんですよね。

ただ、クラアントである外部の中小企業にはメッセージが届くんですが、内部、つまり社内で同じことをしても私のメッセージが届かない、なかなか浸透していかない・・・。

また弊社は、どんどん子会社を作って社長を作っていきたいビジョンもあるのですが、でもそれに適した動きができる人間がいない・・・『君は社長になりたいって言ってるのに、そんなことやってるの』みたいな感じで、考え方とか発想とか行動が、まだまだ自分ごととして捉えていない・・・ということに悩んでいました。

実は、私自身は何度か「すごい会議」の話は聞いたことがあるんですが、費用的な部分や参加させる幹部も含め、その時はまだタイミングじゃないと思っていたの導入は見送っていました。ただ、先ほどの課題はずっと抱えていたし、私が指導してもなかなか変わらないこともあり、導入したら何かが変わるだろうと思い「すごい会議」の導入を決めました。

会社で一番偉いのは社長でも上司でもないということ

すごい会議を導入して、何か変化はありましたか?

以前までの社員は、私の指示が出るまで動かず、ただ給料をもらって働く「雇われ気質」な思考で、自らの意思で考えて行動することが少なかったんです。

しかし今では、自らの意思で考えて行動し、プロジェクトを遂行していくための意見や想いを自らするようになり、思考も行動も変わっていきました。

また今までは、私が社員に対して個人的な視点で話をすることが多かったんです。しかし今ではチームとして、そして組織としての視点で物事を考えないとダメだよね、ということが伝わるようになった気がします。

まだまだ私の基準で『よし、君はもう社長を任せられるね』というのは達してないですが、組織としての考え方や行動を、自分ごととして捉える社員が増えたのは確かです。

また、どの企業にも、後から入社した社員が先輩社員よりも業績をあげてくる事ってありますよね。それはそれで良いんですが、その一方で、先輩社員に気を使って後輩社員が実力を発揮できない・・・そんな雰囲気がある企業って少なからずあると思うんです。

ですので弊社では、そういったことをなくすために《503プロジェクト》というプロジェクトを立ち上げました。このプロジェクト内では、掲げた目標を達成していくために先輩後輩関係なく、本音の意見を言い合い、そして本気でぶつかり合う環境にしています。

目標を達成するために意識していることはありますか?

これは「すごい会議」を取り入れたことで学びになったんですが、大野さんがとにかく『我々のボスは社長でも上司でもない!会社の全てのボスは”目標”なんだ!』と教えてくれたんです。

つまり、会社のボスは目標なんだから、この目標を達成するためには何を考え、どう行動するかが大事になってくるわけです。そうなると、先輩社員も目標が達成できそうになければ偉そうな態度はできなくなりますよね。

なので、その思考になってからは『社長、これだとちょっと難しいです。』『これを実現するためには、今じゃないです社長!』『ここ、少し手伝ってもらえませんか?』みたいな感じで、しっかり意見を出すようになってきました。

以前は、私や上司に対して忖度することが多く『あ~それいいですね。それで行きましょう。』という風に、上の意見に流さることが多かったんですが、今はとても空気感が変わりましたね。

どれだけ本気に、どれだけ深く関わっていくかで見える世界が変わる

会社として、また鈴木社長が大切にしている価値観はありますか?

これは私の持論なんですが、人と人とのつながりは何で形成されているかと言う話で、例えば、中学や高校で同じ部活だった人たちって、大人になった今でも一緒にいて楽しいじゃないですか。

なぜならそれは、嬉しいことも悲しいことも、過去に同じ価値観や同じ境遇をどれだけの時間共有したかだと思っています。

これを会社に置き換えたとき、どうせ社会人として生きていくなら、同じ目標という価値観を共有する人間を社内に作っていくことで、もし目標達成が難しいなら自分が助ける、自分ができないなら誰かに助けてもらう、目標に対してみんなが一生懸命に挑戦し、支え合うことだと思っています。

だから私は、『みんなで価値観を共有していける会社にしたいんだよね!』とよく社員たちに言っています。

やっぱり、一生懸命にやるのって重要じゃないですか。一生懸命にやるから傷つくこともあるし、目標が達成できなかったら悔しい思いもする、また逆に達成できたらとても嬉しいですよね。そうやって、お互いを支え合いながら一生懸命に動く人間に私は心を動かされます。

なので、先ほどの『全てのボスは目標』という話にもつながるんですが、私や上司の顔色を伺いながら行動するのではなく、プロジェクトを達成するために”目標”をしっかり見て、どれだけ本気に、そしてどれだけ深く関わって行動するかが大切だと思っています。今は、そうやって行動できる社員が半分以上になったんじゃないかなと感じています。 

何となく達成した達成感より、努力した見返りとして達成した達成感をみんなで味わう

御社が現在、注力している目標をお聞かせください。

数字目標でいうと、前期は30億円の売上高だったのに対し、今期は1.5倍の50億円を目標にしています。今期は残り数ヶ月で、現状では簡単に達成できるような目標数字ではないので踏ん張らないといけない場面ですが、だからこそ良いと思っています。

普通のことをやってはダメだと思います。だって簡単に達成できる目標じゃ、みんな本気にならない。それに本気で取り組む人間がどれだけいるかということだと思います。やはり、そこにチャレンジするプロセスが人間を成長させますからね。 

目標を達成するために、チームで取り組んでいることはありますか?

大野コーチの月1回の「すごい会議」でも行いますが、それ以外に毎週月曜日は進捗報告を30分間やると決めて実行しています。でも結局は熱く議論しあってしまい、気が付いたら1時間くらいやってしまうことも多々あるんですけどね。そこでは、ただ数字の報告をするのではなく『これは何で?何で?何で?』という感じで、考え方とか意見を擦り合わせています。

ただ、これも最初は当事者意識で参加している社員が少なく、私や常務が問題に対して突っ込んでいるだけでした。でも、すごい会議で大野コーチが「自分に100%責任があると、全員が言えるチームにすること」と言ってくれたことで、まだまだ全員ではないですけど、目標達成のために当事者意識を持って参加し、意見を出し合う社員が増えてきました。

なので、何となく達成した達成感より、努力した見返りとして達成した達成感を各チームに伝染させて、そのチームリーダーが当事者意識を持つ感覚をメンバーに共有していく。そして、自分たちの意思で動くようになれば勝手に細胞分裂が起きてくるはずです。今は、この伝染していく様を見ているのが楽しいです。 

大切にしている価値観などはありますか?

人の役に立つことを根幹に持って生きていくことですね。例えば、人が喜ぶことをやってお金をもらうのか、お金をもらうから人の喜ぶことをやるのか、鶏が先か卵が先かの話ですけど、やはり前者であるべきだと思うんです。

やっぱり、人の役に立つというのが根幹にないといけないと私は思っています。その根幹があることによって、一人じゃ頑張れないことをみんなで頑張る、そのために支え合って助けあう、それこそが生きている喜びだし仕事をする意義につながるんじゃないかと思っています。

企業コンサルをやっている私でも、成長するための気付きを得られた

すごい会議を導入してみて、一番の気付きをお聞かせください。

2つあります。1つは先ほども話したんですが『会社のボスは上司ではなく目標』です。上司が偉いんじゃない、会社や自分自身を成長させていくのは、目標がボスなんだということ。

そしてもう1つは、事業にしてもプロジェクトにしても、関わった以上は管理職であれ平社員であれ事務職であれ『自分に100%責任があると、 全員が言えるチームにする』ことです。誰かがやるであろうとか、私は営業だから関係ないとか、私は事務員だから関係ないではなく、一人ひとりが責任を持って取り組むことですよね。

すごい会議、そして大野コーチを紹介するとしたら、どんな企業にオススメしますか?

私は、成長過程にある企業は絶対に必要だと思います。例えば、社員が10名を超えて30~50名になったあたりの企業ですかね。この辺りの企業は、人と人との接着具合で、その後の成長が大きく変わっていくと思います。

大きくなって大企業病になるのか、はたまた空中分解するのかというタイミングだと思うので、これから強固なチームビルディングをしていきたいと考えている企業は、社長の目が届く範囲のうちに絶対「すごい会議」を導入すべきだと感じています。

ありがとうございました。

大野 栄一 おおの えいいち

株式会社一番大切なこと

私のコーチとして使命は、『苦悩に値する働く意味』の創出です。

地球は平らだと信じていたがために出帆しなかった船は、どれくらいあるだろう?

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