すごい会議

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CASE STUDY すごい会議の実施例

2ヶ月で年間過去最高の倍以上の成約数を達成 机上の空論でなく、現場・実践に落とし込み、諦めずに目標を追う姿勢が身に付いた

株式会社KMC 小林整骨院グループ

設立
1985年11月
資本金
1,000万円
従業員数
220名
事業内容
鍼灸整骨院運営、学校法人運営、アローズ事務運営、スポーツトレーナー活動
担当コーチ
段原 尚輝

規模拡大にともなう、リーダー育成やモチベーション維持が課題

まず御社の事業内容を教えてください。

(京本)整骨院の運営事業で、現在全国に45院を展開しています。

体の外側・内側両方からアプローチし、外側からは痛みをできるだけ早くとること、内側からは栄養面や生活習慣面のアドバイス・施術もおこなうことをコンセプトとしています。

プロのスポーツ選手から学生さんまで幅広く診させていただいており、怪我の治療・予防に加え、パフォーマンスアップのためのアドバイスや施術をおこなっていることも特徴です。

 (小林)整形外科に行かれても症状が改善されない、手術が必要だと言われたという患者さんでも、整骨院で診てみると回復したり、手術が不要だったりすることもあります。

さまざまな症状で苦しまれている方に、整骨院という選択肢を広めていくことも我々の仕事だと考え、事業を進めています。

導入前の状況と問題意識、なぜ導入したかについて教えてください。

(京本)導入前は、会社の規模・人数が拡大するにつれ、各エリアや部署で問題も増え、エリアや部署ごとのリーダー育成が課題でした。
ただ、リーダーとしての在り方や意識を教育しても、現場でそれを実践するとなると上手くいかないことが多かったんです。
そんな折、知人から「段原コーチに入ってもらって、リーダーやチームの行動ベースができ、実績も上がった」という話を聞き、導入を検討し始めました。

(小林)リーダーとしての意識もそうなのですが、スタッフにさまざまなことを伝えて、その時はモチベーションが上がっても、それを維持できないという課題もありました。
スタッフの意識やモチベーションを常に高く維持したいというのも狙いでした。
また、弊社は現在45院あるため、もしも会議の効果で1院の月間売上が10万円アップすれば、会社全体で月間450万円アップになります。
仮に1年で考えれば、会社全体で5,400万円アップです。
院が多い分、全体に浸透できれば数字面での効果も期待できると考え、導入を決めました。

痩身部門にフォーカスしたことで、倍以上のインパクトあるランニング数を達成

導入したことで起きた最も大きな変化はなんですか?

(京本)痩身部門の施策が、数字に見える形で大きなインパクトを出したことです。
以前はランニング数100名がやっとだったのですが、すごい会議導入後、1〜2ヶ月の取り組みで234名まで増加し、増減があっても200名をキープできるようになりました。
1〜2ヶ月で、これまでの倍以上になったんです。
この変化が起きた理由としては、以前は「あれもこれも」とさまざまな施策に手を付けてすべて中途半端になっていたのですが、
すごい会議で戦略的フォーカスを作成し、本当に重要な施策に絞って取り組めたことで効果が出たのだと思います。

(小林)目標期日が迫っても、幹部が誰一人諦めなかったことも大きな理由だと思います。
今までは期日ギリギリになると「もう無理だ」という声が上がっていたのですが、みんな諦めず数字を追ってくれるようになりました。
以前は、最終目標であるKGIばかりフォーカスしていたのですが、すごい会議を導入してからは、中間目標であるKPIに細かくフォーカスするようになりました。
毎日、毎週のKPIを積み重ねる習慣がスタッフに付き、そこで諦めない姿勢や日々達成していく自信が生まれたことで、数字上のインパクトも出たのだと思います。

(京本)毎日、「今日はこれをやる」とコミットするよう習慣付けていきましたし、週1回の金脈会議で「やってみてこれは上手くいった、これは上手くいかなかった」という見直しもするようになりました。
それらの積み重ねが、数字にはっきり表れたという実感がありますね。

「チャレンジしないとできない目標を本気で取り組むことが、目標を立てる本当の価値」というコーチの言葉で甘えが抜けた

導入後、最も印象的だった出来事はなんですか?

(小林)段原コーチが、「チャレンジしないとできない目標を本気で取り組むことが、目標を立てる本当の価値です」とはっきり言ってくださったことです。
主担当になったスタッフの目標設定が最初は甘めだったんですね。

そのとき、段原コーチがはっきり
「ぬるいです。幹部をわざわざ集めて、今の延長線上で達成できる目標を立てて達成しても、やる意味がありません。
チャレンジして、ようやく達成できる、本当にやりたい目標を実現するからこそ、価値があります」
と言ってくださって。
非常に印象的な言葉だったので、その後もつど使わせていただいています。

(京本)私は、これまで関わりの薄かった院長同士が、すごい会議を経てお互いの良いところを言い合うようになったことが、非常に印象的でした。
例えば、西関東エリアのある院長が、すごい会議に向けて全員のコミットメントやto doリストのチェックや更新をしてくれていたのですが、それを見た別エリアの院長が感心して、「あの院長はこういうところがすごいんですよ」と私に話してくれたんです。
これまではエリアが違うとコミュニケーション自体が少なかったのですが、すごい会議でお互いをよく知ったことで、エリアを超えた一体感が生まれつつあると思います。

変化したメンバーで印象的な方はいらっしゃいますか?

(小林)痩身の主担当をしてくれているスタッフです。
彼は以前からコミュニケーション能力や発言力はありながらも、目標を低くしがちと言うか、どこか甘さが抜けない部分があったんです。
しかし、そこを段原コーチに指摘されてからは、だんだん高い目標にチャレンジするようになりました。
痩身のランニング数目標も、最初は200名だったのが、それを達成できて今は300名という目標を掲げてくれているので、より高い場所を目指す覚悟をもてるように変化してくれたと思います。

(京本)若い先生で1人、以前より主張してくれるようになった方がいまして、私はその方が印象深いですね。
彼は以前から質問や提案が的を射ていて、能力が高かったのですが、周りが年上・先輩ばかりだったため会議では少し遠慮してしまう傾向があったんです。
しかし、すごい会議でみんなが発言できる場が整ったことで、遠慮なく提案してくれるようになりました。
この変化は彼自身にとっても、会社にとっても大きなプラスだと考えています。

「患者さんの真の健康のため」という理念を決定し、組織の一体感が大きく変わった

チームはどのように変化しましたか?

(小林)細かく目標や行動予定を立てて、それを積み重ねられるようになりました。
以前は細かい行動予定を立てずに、月間目標と年間目標くらいしか立てていなかったのですが、今はしっかり中間目標や日々の行動予定を立てて、動けるようになりました。

(京本)組織として「KMCドリーム」という理念を決定し、売上だけではなく、患者さんの真の健康のために取り組んでいこう、という方向性が明確になったことですね。
これによって、チームとしての一体感が大きく変わったと感じています。
幹部や院長たちも、スタッフに教育する際に「ただ売上を達成すれば良いわけではなく、やはり患者さんたちの真の健康があってこそ、自分たちの達成にもつながる。患者さんのために何ができるかを第一に考えていこう」と伝えてくれるようになりました。

(小林)確かに、「患者さんのために」という姿勢や行動の変化は大きいですね。
痩身に集中して取り組んでいくと決めましたが、以前なら「私たちは柔道整復師・鍼灸師だから、痩身や耳ツボダイエットよりも、矯正技術を主軸にやりたい」と考えるスタッフもいたと思うんです。
しかし今は、「患者さんがそれを求めてくれている。それを喜んでくれている」という観点で、みんなが積極的に取り組んでくれるようになりました。
その姿勢で取り組めているからこそ、過去からは考えられないご契約数も達成できたのだと思います。

幹部や院長の意思決定を俯瞰的に見ることで、覚悟を持って進めなければならないという意思決定者の責任をより強く意識するように

ご自身にはどんな変化が起こりましたか?

(京本)自分の意思決定がブレないよう、より強く責任を意識するようになりました。
以前は、意思決定する際に現場の意見も取り入れてバランスを取っていこうとしていたのですが、例えば高い目標設定をしたときに、そのやり方では達成できません。
そう考えたときに、たとえ現場からハレーションが起こっても、目標達成のために必要なことをしっかり決定し、責任をもって進めていく姿勢が必要だと気付いたんです。
それに気付けたのは、すごい会議で他の幹部や院長の意思決定を俯瞰的に見ることができたからだと思います。
俯瞰的に見ると、ブレそうな意思決定はやはり分かるんです。
「本当にやるの?」「これは現場から不満が出そうだな」という迷いがあると、まず上手くいきません。
会議を重ねる中で、意思決定者はブレてはいけない、責任と覚悟をもって進めなければいけないと学ぶことができました。

(小林)私は、すごい会議のやり方を応用して、よりみんなの考えを集約するようになりました。
例えば、ポストイットに自分の意見を書いて、全員が平等に発言できるようにするなどのやり方です。
社内ではもちろん、社外の場で何かを話し合ったり伝えたりする際にも、こうしたやり方を活用させてもらっています。

全員が意見を出しやすい組織にするための仕組みやルールが明確に作られていることが一番の価値
「楽しくやる」というルールが新鮮だった

すごい会議の一番の価値はどこにあると思いますか?

(京本)参加者全員が意見を出しやすい会議になるよう、仕組みがしっかり作られているところです。
例えば、ポストイットに意見を書くという形なら、平等に全員が意見を出せるであったり、3S(シンプル・ショート・ストレート)の話し方を実践することで、伝わりやすくなるであったり。
また、それを段原コーチ自身が率先して実践してくださるので、より分かりやすいという点も価値が高いと感じます。

(小林)ルールが明確にされているところが一番の価値だと思います。
例えば、「誰かの意見を否定するのではなく、意見を言う際にはルールに従って発言する」もそうですし、「楽しくやる」というルールもそうです。
特に「楽しくやる」というルールは、「会議はみんなが難しい顔でやるもの」という先入観があったので新鮮でしたね。
こうしたルールが明確だから、みんな安心して本音で意見が言えますし、リラックスして会議に参加できるのだと思います。

御社にとって、段原コーチはどういう存在ですか?

(京本)導いてくれる存在です。
特に、自分たちが楽な方に流されそうなときに、しっかりと正しい方向に導いてくれる人であり、よりストレートに言うと、甘えを見逃さない人だと思います。
自分たちの甘えが出てブレそうになったときや、現場に気を遣うあまり戦略的フォーカスや目標達成の判断軸から離れてしまったときに、「いや、成果を出すことを判断軸に置いて進めましょう!」と言ってくださるので、とてもありがたいです。
言いにくいこともストレートに言ってくださいますし、本当に真剣に向き合っていただいていると感じています。

(小林)導いてくれる存在というのは、思い描くビジョンの方向に引っ張ってくれるという面でもそうですね。
段原コーチは、会議の前にいつも「ゴールをどこに設定したいですか?」と聞いてくれるんです。
そこで私が「痩身をもっと伸ばしたい」「技術や売上だけでなく、患者さんの真の健康を大切にしたい」などの思いを話すと、そのビジョンの方向に合わせて会議を進めてくれます。そこも非常にありがたいですね。

原理原則に沿いながら、机上の空論にならず実践に落とし込むところまでサポートしてくれる
間違いなく飛躍的に成果は上がる

すごい会議をどんな企業や経営者におすすめしたいですか?

(京本)我々であれば患者さん=顧客になりますが、顧客のために何かをやりたいという理念や思いをもっている企業におすすめしたいです。
規模が大きくなるほど、経営者の声は全スタッフまで届きにくくなりますし、企業の理念や方向性を浸透させ、実践していくことは非常に難しくなります。
それでも「顧客のために、お客様のためにこういうことがしたいんだ」と考えている企業や経営者の方には、すごい会議は非常に効果的だと思います。

(小林)多くの企業や経営者の方が陥りがちなのが、目標設定はできても達成ができないという状態ではないでしょうか。
しかし、すごい会議を導入すれば、目標に対して細かく中間目標をフォーカスし、達成できたか・達成できていないかをチェックして、修正しながら積み上げていく方法を学べます。
そうやって目標達成ができるようになるメソッドだと思いますので、「目標設定はできても達成ができない」とお悩みの方におすすめしたいですね。

最後に、導入を検討している経営者の方に対してメッセージをお願いします。

(京本)すごい会議は、しっかりと原理原則に沿いながら、机上の空論にならず実践に落とし込むところまでサポートしてくれます。
検討されている企業さんは、ぜひ導入されてみてはいかがでしょうか。
間違いなく、飛躍的に成果は上がると思います。

(小林)検討されている企業・経営者の方の中には、費用面で迷われている方もいらっしゃると思います。
実を言うと私も最初はそうでした。しかし、冒頭でもお話した通り「45院すべてで効果が出て売上がアップすれば、すぐに回収できる」と考え、導入を決めました。
導入して結果が出れば、投資した分は十分に回収できると思います。
そして、自分たちがしっかりと取り組めば、コーチは真剣にサポートして結果を出してくれます。
ですから、ぜひ迷わずに導入されることをおすすめします。

本日は貴重なお話、ありがとうございました!

段原 尚輝 だんばら なおき

Coriginal株式会社

会社を、チームを、誰かがつくるのでなく私がつくる。私たちがつくる。
そして、私が「最高の組織・チーム」を実現する。
メンバーに囲まれた会社だったとしたら、
今とどんな違った風景が見え、何が可能になるでしょうか?
あなたの会社をつくり合う最高の組織・チームとは何か?
その実現を、私たちはサポートします。

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