デルフィーコンサルティング株式会社
「組織で勝つ」と決めている方、ひどい真実に向き合うつもりのある方、(不器用でも)誠実に生きている方、
そんな方のチャレンジをサポートします。
地域の患者さんに頼られ、スタッフに仕事のやりがいや豊かさを提供できている上に教育体制も完璧で経営も順調。まさに“三方よし”を実現する姿がうらやましく、「自分もそうなりたい、同期のライバルとして追いつきたい」という思いで、彼に相談しました。
当時、僕が感じていた課題は、クリニックの「チーム力」「実行力」「売り上げ」の三点で、そこへの効果的な解決策を彼に尋ねるたところ、「すごい会議」を薦められたんです。
石神先生が言うなら間違いない。すぐに梨木さんを紹介してもらいました。
また、始める前に予感したのは、この会議で一番成長するであろう人物は、僕自身だということ。経営が思うようにいかなかったのは、僕の甘さや弱さが原因。厳しさは覚悟の上で難易度の高い指標を選択し、「誰より成長する」と、自分自身に誓いました。
しかし、途中からは僕以上に積極的に問題と向き合い、プロジェクトをマネジメントしてくれるようになりました。
僕と同じく、スタッフにも甘さがあったことは事実。その点も含めてお互いに指摘できるようになったことが大きな変化です。
同時に、「チーム力」の向上も期待以上です。目標を定めてチームで達成を目指すという基盤の上に「提案」や「リクエスト」などの発言の「型」があることで、スタッフからも積極的に意見が出る。
僕には思いつかないようなアイデアの数々で、チームとしての総合力が高まりました。
スタッフが前向きに取り組むいい雰囲気が患者さんに伝わり、その信頼が売り上げにも結びついているんじゃないかな。
その理由の一つが、クリニックのNo.2と言える幹部の方と阿部先生のコンビネーションのよさ、です。阿部先生の意図を汲み取り、議題をうまくテーブルに挙げてくれる方がいることで問題解決がスムーズに進む。チャレンジングな目標さえ“うまくいく”と信じられる雰囲気を生みだしてくれる存在は、チームの大きな資産です。
梨木さんの誘導のもと、僕たちの状況に合わせてPDCAを回していける点に魅力を感じています。
以前は、『もしかして間違えているかも』と、不安を感じながら進めていたような案件も、早めに相談できるので修正が効きやすく、問題が深刻化する前にアプローチできています。
本音のコミュニケーションが増え、間違っていることは「間違っている」と、僕に対してスタッフからフィードバックをもらえるようになったこともうれしいですね。コミュニケーションが増え、率直に意見を言い合う文化ができました。
例えば、時間管理とタスク管理。今までにない高い目標を目指す以上、全員のタスクが増えることは間違いありません。僕は仕事も経営ものんびりとやってきた方なので、明確に期限を区切ってタスクを遂行するのは実は苦手なんです。
自分のクリニックだからこそ、何もしなくても誰にも怒られないとはいえ、成長するクリニックとそうでないクリニックの違いはそこにある。必ずやり切る、と決めました。
ただ、僕はスポーツが好きでストイックに追い込む状態が嫌いではない一方で、メンバーがそれに耐えられるかどうかは懸念でしたが、実際は僕以上に頑張ってくれて、チームとして全員で成長できています。
『今のコミュニケーションでは足りない』という、前向きなニーズであり、彼らが役職以上の視座を持って同じ船に乗ってくれている、非常にいい傾向に感じました。
KPIや数字を置いてPDCAを繰り返すうちに自然と視座が上がり、経営を自分ごととして捉えてくれるようになった。目標達成を目指す上で、「もっとこうした方がいい」「コストを知っておきたい」など、積極的な声が聞こえてきます。
僕には、その方が同じ船に乗っているようには感じられず、その点をお伝えしたところ、阿部先生がメンバー変更を意思決定されました。「目標達成への選択をする」という明確な意思表示であり、必要な決定だったと思います。
この一連の体験も、僕たちに必要なプロセスでした。
「すごい会議」を続ければ成長の可能性を広げられる、と確信しています。僕はもちろんメンバーも、この会議を「続けたい」と言うと思いますよ。
チャレンジし続けることが僕の人生の幸せであり、何歳になっても成長を諦めたくない。もちろん、スタッフが幸せでなくては意味がないので、彼らとの対話をさらに丁寧に、相互理解を深めながらチャレンジの度合いを見極めていきます。
未来に向けて、自分たちを磨くべく技術やあり方を学び続けるのみ。梨木さんには引き続き、客観的かつ遠慮のないフィードバックをお願いします。
「組織で勝つ」と決めている方、ひどい真実に向き合うつもりのある方、(不器用でも)誠実に生きている方、
そんな方のチャレンジをサポートします。