すごい会議

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CASE STUDY すごい会議の実施例

長期的な成長を目指し、未来を切り拓く組織強化への挑戦!

株式会社なんつね

設立
1925年10月26日
資本金
1億円
従業員数
単体150名、グループ全体353名
事業内容
1925年に南常刃物工作所として創業し、1929年に世界初の薄切り肉用生肉切断機を製造・販売。以来、食肉加工機械や食品加工機器の製造・販売を中心に、食品加工業者との価値共創を行う。食材の価値を国境を越えて広めるビジョンを掲げ、食品加工機械の提供のみならず、商品の企画提案や食品工場の設計まで幅広いソリューションを提供している。
担当コーチ
大野 栄一

さらなる組織強化には「すごい会議」の導入は必然だった

「すごい会議」を知ったキッカケと導入した年月をお教えください。

すごい会議を知ったのは、大学の後輩からの紹介でした。「すごい会議」の存在を初めてお話を聞いたのが、8〜9年前(2024年5月現在)だったと記憶しています。当時は色々な理由があり、導入を見送っていたんですよね。

『でも、いつかこのプログラムを導入したい・・・』

ずっとそう考えていました。そして数年が過ぎ、5年前に依頼することを決意しました。

「すごい会議」を導入した時の目的はなんですか?

導入した目的としては、経営幹部の育成です。以前から人材育成には課題があると感じていました。会社を成長させるためには、幹部の地盤をしっかりと固めること。これが必要不可欠だと思うんですよ。特に幹部は会社の未来を担う大きな存在です。

ですので、彼らの成長こそが会社のさらなる発展にも繋がるものだと感じたんですよね。そこで一定のコストをかけてでも、やるべきだと判断し、すごい会議の導入を決めました。

実際に社員教育、幹部教育に投資してみて費用対効果としてはいかがでしょうか?

費用対効果としては、満足感はあります。ただ、投資額に見合う成果が完全に得られたかどうかは判断が難しいかもしれません。というのも、当初の目的を完全に果たせたわけではないからなんですよね。

しかし、これは大野コーチの指導に問題があったわけではなく、私自身が経営幹部を絞り込めてなかったことが原因だと感じています。

本来なら、5〜6名の幹部に限定して行うべきセッションを、候補者も含めて大人数で実施してしまったんです。ですので、一人一人に対する指導の深さが薄れてしまいました。今思えば、もっと絞り込んで実施していれば、より効果的な成果が期待できたのかもしれません。

内部表現を書き換えるという衝撃の体験をすることに

実際に『すごい会議』を導入してから一番印象に残っていることがあれば教えてください。

一番印象に残っているのは「Day0」という、一番最初に行う導入セッションです。これは「Day1」の前にするものなんですが、非常に衝撃的でした。

その内容としては、自分の中にある内部表現をすべて壊して再構築する。そんなプロセスがあるんです。その過程で、私や幹部の内部に抱えている考えや想いを全て吐き出し、全員にさらけ出すという経験をしたんですよね。そういった経験はこれまでしたことがなく、吐き出した本人でさえ初めて気づいたこともたくさんあったんです。

実際にやってみて「内部表現はここまで書き換えられるんだ」という驚きを肌で感じました。こうした機会がないと、なかなか言えないこともあると思います。このセッションでは思いがけない発見や気づきがあり、これまでの概念を大きく覆されました。

『マネジメント塾』についてお聞きしますが、いつから導入しましたか?

2024年1月から全15回のセッションを毎月開催していて、現在までで5回のセッションが終章しました。私の会社は韓国や中国にも子会社があるんですが、そこの日本人管理職も、全て海外から足を運んでもらい、毎月20名ほど参加してもらっています。

他社の研修会社がある中で、なぜ大野コーチの『マネジメント塾』を選んだのでしょうか?

実際にマネジメント塾を導入する際に、実は他にも4社の研修会社と比較検討していたんです。すべて過去に弊社で研修をしていただいた講師ばかりで、どの講師も非常に魅力的な印象がありましたが、最終的に大野コーチを選んだ理由は2つあります。

1つ目は、大野コーチが最も柔軟に対応してくれそうだと感じたからです。マネジメント塾は15カ月間という長期にわたるプログラムなんですが、成長によって我々も変化していくと思うんですよ。その中で大野コーチは、その変化に対して柔軟に対応し、私たちのニーズに合わせたサポートを提供してくれるだろうという確信みたいなものがあったんですよね。もしかしたら、無意識のうちに大野コーチの人間性に惹かれていたのかもしれません。

2つ目は、5年前に実施した「すごい会議」から大野コーチが、どれだけ変化や進化をしたのか見てみたいという単純な興味があったからです。これは上から目線で見たいというものではなく、以前のセッションでの実績や成果を基に、大野コーチがどのような新しいアプローチをしてくるのかを知りたいと思ったんですよね。単純に個人的な興味でもありましたが、企業の成長にとっても重要なポイントだと感じました。

セッションを重ねるごとに変わる表情、自信を持ち始めたスタッフの成長

マネジメント塾を全5回を受講してみて、最も印象に残っていることがあれば教えてください。

正直1回目、2回目では、社内のミドル層のスタッフは大野コーチの言葉に対して非常に不安そうな顔をしていたんですよね。まるで、「この人は何を言っているんだろうか?」みたいな表情で(笑)。しかし、大野コーチは「想定の範囲内なので心配いりません」とおっしゃっていて、その言葉がとても安心材料になりました。

そこから3回目、4回目と繰り返していくうちに、スタッフに表情や態度に変化が現れ始めたんです。初めは不安そうだったスタッフも、少しずつ自信を持った顔つきに変わっていく。そんな様子がとても印象的でした。スタッフの変化を目の当たりにして、マネジメント塾の効果を実感しましたね。

また、マネジメント塾の最初の5回は、全スタッフ強制参加にしていたんです。そして、6回目以降の参加は任意に変更したんですが、なんと・・・任意にも関わらず、全スタッフが参加し続けるという結果になりました。

これは大野コーチの思いがしっかりとスタッフに届き、彼らがマネジメント塾の重要性を理解している証拠だと思います。この一連の経験を通じて、スタッフ全員の成長と団結を感じることができました。

実際に見えてきた効果というものは、参加者の間でどういう評価があったのでしょうか?

毎回マネジメント塾が終わるたびに、参加者に簡単なフィードバックレポートを書いてもらっているんです。そこに書かれている内容が、セッションを重ねるごとに変わってきて、理解度が深まっているのを実感しています。

特に、中間管理層に関しては、大野コーチから学んだ言葉のフレーズやフレームワークを使い、実際にどのような取り組みをしているかの報告を受ける回数が増えてきました。参加者が単にマネジメント塾のセッションを受けるだけではなく、実際の業務に活用し、組織全体の改善に繋がっていることを感じます。

このようなポジティブなフィードバックが増えているということは、彼ら自身もマネジメント塾の意味や効果をしっかりと感じているのではないでしょうか。

トップ層とミドル層の相互作用による組織強化

今後『マネジメント塾』で達成したい具体的な目標があれば教えてください。

目標としてはミドル層の育成です。私の考えでは、No.2が非常に重要な存在なので、まず彼らをしっかりと育てることを目指しているんですね。ミドル層がしっかりと成長することで、組織全体の基盤が強化され、より安定した経営が可能になると考えています。

そして実は、裏の目標もあります。

裏の目標としては、ミドル層の上司であるトップマネジメントチームの覚醒を目指しています。実は、このチームも第三者として今回のマネジメント塾のセッションに参加しているんですが、このセッションは彼らにとっても大きな学びの場となっているんですよ。

ミドル層が変革できない要因の一つは、トップマネジメントチームにもあると考えています。そのため、トップマネジメントチームが変われば、ミドル層全体も変わることができる。そう考えています。

そしてミドル層が変われば、その部下だけではなく、トップマネジメントチーム自体にも良い影響を与えることができる。相互に好影響を与え合うことで、より強い経営人材が育つと期待しているんです。

このような私の意図は、ミドル層にもあらかじめ伝えており、15ヶ月後には最強の右腕を持つようにと、それぞれに言い聞かせているんですよ。また、トップマネジメントチームには「ただ傍観するのではなく、自分ごとだと思って参加してほしい」と伝え、全員がマネジメント塾に参加できるような環境を作っています。

『マネジメント塾』を受講して、社内全体の雰囲気に変化はありましたか?

今のところ、そこまで社内に変化があるかと聞かれると、表立って見える変化は感じていないのが正直な気持ちです。ただ私としては、すぐに変わるものではないとも感じているんですね。導入して1ヶ月で組織が変わるかと言われたら、なかなか難しいのが現実ではないでしょうか。

そのため、スタッフには「変わっていないように感じるかもしれない。でも変わっているから安心してほしい」と伝えています。やっていることは絶対に間違っていないという自信はあるので、自分たちを信じて半年間はしっかりやってほしいというのが私の思いですね。

また、社員教育は売上のように数字として目に見える形で、いきなり成果が現れるわけではありません。なので、時間はかかって当然なんですよね。続けることによって間違いなく反応が出るので、今後の変化を楽しみながら継続することが重要だと考えています。

「すごい会議」及び「マネジメント塾」に関わってきて、大野コーチを一言で表すとどんな人物ですか?

大野コーチはまさに「生ける殉教者」のような存在です。自分の信念に基づいて、全ての時間とエネルギーを捧げる人、というべきでしょうか。

大野コーチ自身が、やっていることに対する熱意と情熱が本当に強く、5年経った今もさらに強くなっているように感じましたね。大野コーチは自分が信じるものに対しては全力を尽くしますが、自分が信じないものには、一切時間を費やさないという徹底した姿勢を持っています。そのぶれない姿勢と強い信念が、彼の大きな魅力だと思いますね。

伝統を守りつつ、進化と革新を追求する意欲的な企業に

『すごい会議』及び『マネジメント塾』は、どんな企業に勧めたいと思いますか?

この「すごい会議」と「マネジメント塾」は現状維持が全くないため、組織を根本から変革する覚悟がある企業には最適だと思います。

このコーチングプログラムは、良い面も悪い面も含めて組織を壊し、再構築することを目的としているんですよね。そのため、伝統を大切にしながらも革新を追求する企業、また過去の成功に固執せず、未来を見据えて常に進化及び変化し続ける意思を持つ企業こそ、このコーチングプログラムの本当の価値が発揮されると感じています。

ありがとうございました。

大野 栄一 おおの えいいち

株式会社一番大切なこと

私のコーチとして使命は、『苦悩に値する働く意味』の創出です。

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