すごい会議

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CASE STUDY すごい会議の実施例

「現場と経営陣のギャップを埋めたい」必要なのは、“会社の成長”と“個人の成長”が共鳴し合う組織づくり

FAST法律事務所

設立
2017年5月
資本金
従業員数
18名
事業内容
企業法務や紛争解決、M&A、労働問題など幅広い法律分野で専門的なリーガルサービスを提供。特に中小企業やスタートアップ向けに効率的な法的サポートを行い、クライアントの成長と事業の成功を支援する。法律面でのリスク管理やコンプライアンス強化に注し、ニーズに応じたアドバイスの提供する
担当コーチ
和田 直人

組織の熱量を上げる。「当事者意識が芽生えた」理由とは

今回、どのような理由で「すごい会議」をトライアルしたいと思われたのでしょうか。

赤堀組織のモチベーションを上げていきたいというのが一番の理由でした。経営陣と現場メンバー間で仕事への温度差があり、そのギャップを埋める方法を模索するなかで「すごい会議」に出会いました。

これまでに5回の「すごい会議」セッションを体験した結果、どのような変化が生まれましたか。

赤堀:全員にとは言いませんが、現場メンバーに当事者意識が芽生えたことが最大の変化です。組織の課題を自分ごと化してくれるメンバーが生まれ、「課題はこれ。解決していこう」と、自ら発信してくれるようになった。会議を重ね、割と早いタイミングで変化が生まれた印象です。

何によって、その当事者意識は芽生えたように見えましたか。

赤堀:「すごい会議」を通して、経営陣が課題だと思っていることをテーマに経営者目線で議論できたことがきっかけだと思います。

それまでは、僕たち経営陣が「事務所としてここを目指す。だからこれをやる」と、一方的に指示する形でしたが、この会議では「僕たちはどこを目指したいのか」という問いに会議の参加者それぞれが向き合います。

「会社としてどこを目指し、どんな課題をどう解決していく必要があるか」。必然的に視座が上がり、組織の全体像を踏まえて思考する習慣が生まれました。

得られた成果&浮き彫りになる人材課題

「すごい会議」によって、大きく変化したメンバーがいらっしゃるそうですね。

赤堀:コミュニケーションの質が大きく変わったメンバーがいます。以前は、誰に対しても自分の主観的な正しさを主張するタイプの人物でしたが、「すごい会議」で事実と解釈を分けて考える思考や発言のフォーマットを学び、事実に基づいた表現で「提案」や「リクエスト」といった効果的なコミュニケーションを取れるようになった。意思疎通のスピードが上がりましたね。

セッションが進むなかで、メンバーからは「すごい会議」を継続することへの抵抗も生まれたと伺いました。

赤堀:「すごい会議」では、通常以上にストレッチした目標を立てるのでタスクが増えます。ただでさえ、忙しい現場から業務負荷へのクレームが出たことは事実。

僕としては、目標に対して「やるべきことはやろう」と、発信し続けましたが、経営陣と現場の拭いきれない温度差を感じる一幕でもありました。

自分の限界を決めるのは自分。どうすれば、その天井を突破しようというマインドにシフトチェンジできるのか、どんなマインドの人材を採用するべきなのか、会社としてベクトルをそろえるにはどうすればいいのか。人材のマッチングという課題が浮き彫りになり、採用活動こそ今後の重要な要素だと認識しました。

「Why なぜやるのか」組織のベクトルをそろえて進む

「すごい会議」を体験して、赤堀さんご自身はどうアップデートされましたか。

赤堀:代表である僕自身の特性に合わせた組織づくりをすることも必要ですが、そこにマッチしないメンバーには、こちらから積極的に働きかけて動機づけする必要があることを実感しました。「承認」の数を増やすことでエンゲージメントが高まることも体験できたので、うまく活用していきたいですね。

僕がどこを目指し、何を意図しているのか。伝えてきたつもりでも思った以上に伝わっていないことが判明し、僕自身の課題を可視化するいいきっかけになりました。

和田(コーチ):赤堀さんは、当初から「承認」を上手に活用してメンバーをケアしている印象です。「承認」はコーチングの基本的な手法であり、「承認の数はコミットメントの数に比例する」とも言われます。相手をその気にさせてモチベーションを上げる一つの手法であり、リーダーに必要なスキルです。

改めて、「すごい会議」の導入でどのようなメリットを体験されたかお聞かせください。

赤堀:この事務所をどう発展させていくかと考えたときに、人材要件について考えるきっかけをもらったことは、僕にとって大きなメリットでした。

僕は合理主義者でもあるので、トップダウンで進めたくなる気持ちはありつつも、目標への熱量を高めるには「Why なぜやるのか」を共有し、ベクトルをそろえる必要がある。「すごい会議」のように、自分で言葉を発して決めることができれば、納得感が上がって仕事にも熱が入ります。持続性の高い組織づくりへのヒントをもらいました。

理想は、「組織の成長と自分の成長を共鳴させられるチーム」

「すごい会議」の手法のなかで、印象に残るコンテンツはありますか。

赤堀:言いにくいことをあえて会議で発言し合うという体験です。僕たちだけでは「これを言ったらどう思われるか」と、心理的に不安を感じるような本音も、「すごい会議」ならコーチがうまくファシリテートしてくれるので素直に言える。

今後はさらに、歯を食いしばってでも本音を出し合い、その先を目指すような関係性と文化をつくっていきます。

和田コーチの魅力とこのチームへの貢献をお聞かせください。

赤堀:和田さんがコーチでよかったですね。どこまでが「すごい会議」のノウハウで、どこからが和田さんの人格にパーソナライズされたものなのか、判断のつかない部分はありますが、両者が融合して生まれる「場」の作りかた、一体感ある空気感、会議の進め方を体験させてもらいました。

「すごい会議」にフィットするのはどんな組織だと思いますか。

赤堀:一つは、経営者やマネージャーと志を同じくできる人材が組織にいることが重要だと思います。「この会社で成長したい」というマインドを持った人材が多いほど、組織の成長を自分の成長と共鳴させられるチームになる。目標を目指す過程でタスクが増えても、前向きに捉えて進めるはずです。

逆に、あまりにも個人主義が強すぎる組織には不向きかもしれませんね。

「自分を社会に生かす」未来に向けた組織づくりを

今後の組織づくりへのビジョンをお聞かせください。

赤堀:成長意欲の高い人材、またはその可能性のある人材を積極的に採用し、組織の目標と個人の目標が重なりあって成長するような組織づくりを進めます。この組織を土台に自分の夢や成長を追求し、自分自身をいかに社会に役立てられるかを考えて進む仲間を増やしたい。

今の日本に漂う停滞感を打破し、可能性にあふれる未来を生みだす社会に貢献できるよう組織を成長させていきます。

ありがとうございました。

和田 直人 わだ なおと

株式会社アンカーマン

どのようにすれば今までの延長線上にない未来を創れるだろうか?







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