すごい会議

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CASE STUDY すごい会議の実施例

何十年来待ち姿勢だった社員も積極性を持つようにヒューマンスキルが向上し、組織として戦略的に動き、経営陣だけでなく社員も同じ方向・温度感で進めるようになった

ファイナンシャルテクノロジーシステム株式会社

設立
2016年11月
資本金
5,000万円
従業員数
42名
事業内容
金融業界向けのSES事業/消費者向け・金融機関向けのFintechサービス開発事業/Fintech R&D研究開発事業
担当コーチ
段原 尚輝

組織として戦略的に動き、経営陣だけでなく社員も同じ方向・温度感で進むために導入

まず御社の事業内容を教えてください。

(瀬川)大きく分けて、3つの事業を展開しています。1つめは、SES事業、2つめは、主に金融機関様を対象とした自社サービス開発事業、3つめは、R&Dとしての先端テック研究開発事業です。

すごい会議導入前の状況と問題意識について教えてください。

(瀬川)導入前は、組織として戦略的に動けていないことが大きな課題でした。経営陣で戦略作成や数字上の計画はしていたものの、具体的に細かいKPIやマイルストーンまでは設定できていませんでした。

また、計画の実現に向けて、経営陣だけでなく社員にも同じ方向を見てもらい、同じ温度感で協力してもらう必要がありました。

「もっと社員みんなを巻き込んでいかないといけない」という、問題意識がありました。

(垂井)例えば、営業に対しても「数字を上げよう」と言うだけで、「数字をここまで上げたら、どういうことができるのか」「何のために数字を上げていくのか」ということが伝えられていなかったと思います。

社員にも、単に「数字を上げればいいんだ」ではなく、もっと会社全体を見た上で「どうやって数字を上げていくのか」という意識をもってほしかったのですが、それができていませんでした。

瀬川の言う通り、戦略的に動くということと、そのために社員を巻き込んでいくこと、社員の意識を上げていくことが課題だったと思います。

社員が、会社の問題を「誰かが解決してくれるだろう」から「自分ごととして捉える」ようになり、自立心が芽生えた

導入したことで起きた最も大きな変化はなんですか?

(瀬川)主要メンバー間で問題の共有ができたことです。

以前は、営業のことは営業だけが知っている、サービスのことはサービス開発メンバーだけが知っているような状況で、会社の中で今どういう問題が起きているのか、全体を俯瞰して見ることができていませんでした。

それが、部署の垣根を越えて課題を共有できるようになり、「この課題とあの課題は実はつながっているよね」「これをやれば、あっちの問題も改善するよね」という風に、みんなで会社全体を見ながら、問題解決に向かえるようになりました。

その変化はどうして生まれたのだと思いますか?

(瀬川)参加メンバーが、会社の課題を自分ごととして捉えられるようになったからだと思います。

これまでは、自分の領域外で起きている問題に対しては「誰かが解決してくれるだろう」という雰囲気が強かったのですが、今は他部署のことも自分ごととして捉えて、積極的に関わっていく意識が作られつつあります。

そうして問題の共有し、メンバーに積極性が生まれてきたことによって、役割分担も明確になってきましたね。

これまでは困ったことがあると「瀬川さん、何とかしてください」と自分に役割が回ってくることが多かったのですが、それぞれのメンバーが自分の役割・担当に自覚的になってくれたので、私自身も負担が減り、より経営の仕事に注力できるようになりました。

これまでは私や社長などの経営陣が上から指示するようなやり方だったのですが、それが、メンバーと一緒に問題を共有し一緒に進めていくやり方に変わってきて、経営陣もメンバーも同じ目線をもつ仲間という意識が強くなったと感じています。

垂井さんは、導入したことで起こった最も大きな変化は何だと思われますか?

(垂井)メンバーみんなが自立できるようになったことですね。

やはり、これまでは社員の中に「自分がやらなくても、誰かがやってくれるだろう」「経営や会社のことも社長や瀬川さんに任せておけば何とかなる」という気持ちがあったと思います。

それが、「自分たちがやらないといけない」「自分がやらないと、目標が達成できない」という意識へと変わりました。

その変化が起きた理由としては、DAY1・DAY2で意識のアップデートができたことが大きいと思います。

DAY1・DAY2で、経営陣はこんなことを考えているけど、こういうことに困っている、ということを知ってもらえて、そこでしっかりコミュニケーションをとれたことで、意識の変革が起きたという実感があります。

人は変われる。何十年来待ち姿勢だった社員が積極性あるタイプへと変化

変化したメンバーで印象的な方はいらっしゃいますか?

(垂井)経営企画の方ですね。

元々能力が高く、指示に対してしっかりと要求通りの仕事を上げてくれる方だったのですが、基本的に待ちの姿勢というか、あまり自主的に動くタイプではなかったんです。

それが、瀬川から主担当を引き継いで以降、先頭に立って自分で引っ張ってくれる姿勢に変わったと思います。

変化された理由はどこにあると思いますか?

(瀬川)垂井社長の言う通り、以前と比べて、すごく自主的に動いてくれるようになったと思います。

その理由は、DAY1・DAY2で会社の全体像を俯瞰して見られるようになり、立ち回り方が分かったからではないでしょうか。

これまでは全体像が分からないから、どう動けば良いかが判断しにくかった。

それが、全体が分かったことで動き方が分かり、「ここは自分がやっていいんだ」「誰もいないなら、ここは自分がやろう」という風に積極的になってくれたのだと思います。

(垂井)彼とは何十年来の付き合いなのですが、長年変わらなかった積極性の部分が、すごい会議を経て変化したことには驚いています。

彼の能力も人間性も評価していたのですが、「もう一歩、積極性があれば」と思っていた部分が変わってくれた。

そのことは、会社にとってだけではなく、彼自身の人生で考えても大きな変化ではないかと思います。

すごい会議で身に付く考え方は、仕事だけでなく普段の生活でも応用できます。

例えば、これまでより物事を深く考えられるようになったり、より計画的に人生を捉えられるようになったり。

そういう意味で、彼に限らず参加メンバーは、すごい会議で学んだことが少なからず人生や日々の生活にも変化をもたらすのではないか、と感じます。

個々のヒューマンスキルがアップ
お互いが弱みを見せられるようになり、経営陣も社員も協力できるように

一番の価値はどこにあると思いますか?

(瀬川)弱みを見せられること、でしょうか。

自分のできることとできないことを明確にすることによって、役割も明確化されると思うのですが、すごい会議を通して、それができたと思います。

「経営陣はこういうことをしたいんだけど、これができなくて困っている」という弱みを見せられたことで、社員の方も「じゃあ、なんでもかんでも経営陣に頼らないで、自分たちができることを考えて、自分たちの役割としてやっていこう」と考えてくれるようになりました。

それが適材適所の役割分担につながっていきました。

これまでは私も社長も、「経営者たるもの」という気持ちもあり、なかなか社員に弱い部分を見せられなかったんです。

自分たちは常に元気で、先頭を走って情報発信していかなければならない、というイメージをもっていました。

しかし、すごい会議を経て、もっとお互いに素直なコミュニケーションをとれるようになりました。

そうすると、社員同士や社員と経営陣のコミュニケーションでも、助け合いがしやすくなったと感じます。

会社全体の雰囲気として、「うちのチームはこれが苦手だから困っています。助けてくれませんか?」と素直に言い合える組織に変わってきたと思います。

それは素晴らしいですね。垂井さんは、一番の価値はどこにあると思いますか?

(垂井)個々のヒューマンスキルが向上することだと思います。

ヒューマンスキルと言ってもさまざまなものがあって、今瀬川が言ったように「弱みを見せられるようになる」もそうですし、さきほどの経営企画の彼の話にあった「積極性をもてるようになった」もそうです。

他にも、KPIという言葉すら知らなかったメンバーをその知識を得て、経営について理解を深めていくことなども挙げられます。

今まで自分がもっていたスキルだけではなく、新たなスキルが身に付くというか、今までの殻を破って大きく成長できる。そのことが一番の価値ではないでしょうか。

最も大切なのは人と人のつながり。社会に通用する人材を育てたい

御社のつくりたい未来や、今後のビジョンについて教えてください。

(垂井)弊社のサービスやプロダクトで社会貢献をしていきたいと考えています。

世間の皆様に使っていただいて、「本当に良いサービスだね」と言っていただけるように努めてまいります。

その上で、人材をしっかりと育てていきたいですね。

仮に学歴や能力があっても、人望がなければ人はついてきません。

ですから、人とのつながりや信頼関係を第一にすることを社員にはしっかりと伝えていきたいです。

(瀬川)社会に通用する人材を作っていくことを第一に進めていきたいですね。

やはり仕事をする上で一番大切なのは、人と人とのつながりだと思います。

だからこそ、社会人として成熟した、社会で必要とされる人材を育てていかなければいけません。

卒業していった人も含めて、弊社にいた人はみんなどこかの会社の社長になれるくらいのスキルを身に付けられる組織にしたいです。

社員との間にギャップを感じている経営者や
成長の壁にぶち当たっている企業はぜひ導入してほしい

すごい会議をどんな企業や経営者におすすめしたいですか?

(垂井)言っていることが伝わらない、社員との間にギャップがあると感じられている経営者の方には、特におすすめしたいですね。

私の知人経営者が言うには、社員の方々の意識改革が難しいそうなんですね。

現場作業員の方のサボりなどが問題になっているようなのですが、全国に支社があり、経営陣、全国の支社責任者、現場の方という組織なので、トップの意見や指示がなかなか現場までうまく伝わらないそうなんです。

例えばですが、そういった企業の方が導入して、全国の支社責任者などを集めてDAY1・DAY2をおこなうだけでも、効果があるのではないでしょうか。

全国の支社長会議などで、単純に「サボるな」「もっと売上を上げろ」とばかり言っても、なかなか効果は上がりません。

それよりも、「支社一つひとつをこういう風に経営してほしい」「現場の人たちをこんな風に巻き込んでいこう」など、すごい会議でやるような形で意識改革ができると、会社全体に変化が起きるのではないかと思います。

なるほど、それは効果がありそうですね。瀬川さんは、どんな企業や経営者にすごい会議をおすすめしたいですか?

(瀬川)伸び悩んでいる中小企業やベンチャー企業ほど、効果があるのではないでしょうか。

今の時代、事業や会社を設立すること自体は簡単になってきています。

しかし、その先の数字をどうやって伸ばしていくか、どうやって会社を大きくしていくかというところで、多くの企業が壁に当たります。

その壁を超えるには、個人の能力ではなくチームとしての組織力が必要です。

中小企業やベンチャーでその壁が越えられず、伸び悩んでいる企業というのは、多くの場合ワンマン経営だと思うんですよね。

経営者や経営陣だけで何とかしようと思っていてはダメで、やはりそこで社員みんなを巻き込むことが重要です。

ですから、ワンマン経営だったり社員とのギャップを抱えていたりして、伸び悩んでいる企業ほど、導入した方が良いと思います。

最後に、導入を検討している経営者の方に対してメッセージをお願いします。

(垂井)迷われているなら導入した方がいいです。私自身の経験から言いますが、社員のモチベーションも、ヒューマンスキルも必ず変わってくると思います。ぜひ一度試してみてください。

(瀬川)経営者の悩みを解消、緩和してくれるシステムだと思います。導入すれば、社員やメンバーの目線がそろい、組織がより強い仲間やチームへと変化していくことができるので、迷われているなら、ぜひ挑戦してみてください。

本日は貴重なお話、ありがとうございました!

段原 尚輝 だんばら なおき

Coriginal株式会社

会社を、チームを、誰かがつくるのでなく私がつくる。私たちがつくる。
そして、私が「最高の組織・チーム」を実現する。
メンバーに囲まれた会社だったとしたら、
今とどんな違った風景が見え、何が可能になるでしょうか?
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