すごい会議

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CASE STUDY すごい会議の実施例

チャレンジを組織文化に。「一人経営」を脱却し、売り上げ前年比120%&幹部人材育成を実現

株式会社吉川

設立
昭和47年7月20日
資本金
一千万円
従業員数
7名
事業内容
創業100年以上の歴史を持つ老舗企業。大型船舶が港に入港する際に、航海用具一式(計測機器・温度計・バルブ・金物類ほか)や船舶にかかわるさまざまな商品の卸売販売を手がける。海外向けの販路開拓や海外人材紹介など、新規事業も開始
担当コーチ
平 善之

「第2創業を、せねばならぬ」その決意を形に

10カ月前に導入いただきました。導入の経緯からお聞かせください。

:当社は、創業100年を超える舶用機器の卸売業です。船舶業界は歴史が長く、扱う商材も限られているため、現在の主力商品が5年後、10年後も同じように売れるとは限りません。事業拡大を狙うことはもちろん、別の事業の柱を立てなければ、いずれジリ貧になる危機感を感じていました。

「第2創業を、せねばならぬ」――そんな思いで活動するなかで出会ったのが「すごい会議」。新規事業を形にするプロセスをサポートいただくために、導入しました。

何が導入の決め手になりましたか。

:「平さんとだったら進みたい」と、感じたことが大きいですね。加えて、信頼する方からのご紹介であり、「やるなら今だ」という自分の直感を信じました。

「すごい会議」のサービスは20年ほど前に本を読んで知っていましたが、接点はその程度。この1、2年で変化を起こすと決めてチャレンジに備えていたからこそ、必要なタイミングで出会えました。

目標の共有&「任せる」ことで生まれる人材急成長

導入の成果として、どのような変化・成長が生まれていますか。

:僕もスタッフも、思考と行動が進化しました。なかでも大きな変化は、目指すゴールや戦略、役割分担を明確に共有できるようになったこと。その結果、細かな説明が不要になり、ものごとの進むスピードが格段に上がりました。

スタッフは想像以上のやる気と実行力を発揮し、高いパフォーマンスを出してくれています。間違いなく幹部候補ですね。

彼女の期待を超える成長のおかげで、僕は第2創業に向けた新たな挑戦に集中できるようになりました。

改めて、その人材成長が生まれたきっかけをお聞かせください。

:これまでは、会社の未来を考え、推進するのは僕一人の役割であり、スタッフには日々の業務改善を任せていました。しかし、「すごい会議」を通じて『業界で一番頼られ、一番明るく楽しく仕事をする会社になる』というビジョンをスタッフと共有できたことで、同じゴールを見て進む体制が整った。

彼女の行動にも変化が生まれ、例えば、見積書の送付スピードを上げて契約件数を増加させるなど、具体的な成果につながっています。

僕自身は業務を思い切って任せることで「任せる力」を、スタッフはやりがいを感じながら「走る力」を得た。会社の未来をともに切り開く存在がいる喜びを、味わっています。

売り上げ前年比120%、新規海外事業の展開開始

人材成長や体制変更により、業績にはどのような変化が生まれましたか。

:スタッフに業務を任せた結果、顧客からの評価が飛躍的に向上し、売り上げは前年比120%という異例の成長を遂げました。

この業界は、取引先が長年の付き合いで固定化しており、売り上げを年間20%伸ばすのは極めて困難。「すごい会議」を導入していなければ、いまだに「一人経営」で、この成果は生まれていなかったでしょうね。

「現状のままではよくない」と思いながらも、どう変えればいいのかわからずにいましたが、平さんがここまで導いてくれました。

凪社長にとって、平コーチはどのような存在ですか。

:コーチは社外パートナーのような存在です。僕にない経験や知識を持ち、新たな視点で気づきをもたらしてくれる。やるべきことの背中を押してくれる心強さがあります。

『経営者は孤独だ』と言われますが、家族でも社内の人間でもない第三者のコーチだからこそ、本音を口にできる。この心理的な距離の近さが、成果にも比例するはずです。

次のステージに進みたいという僕のニーズを理解し、当社に歩調を合わせながら、ストレッチした目標へと導いてくれる。そのバランスが、成功につながる一因ですね。

既存事業の拡大策として、どのような「違い」をつくりましたか。

:事業課題を整理し、顧客対応を改善しました。この業界はルート営業が主流で、競合との差別化が難しいんです。そこで、顧客とのコミュニケーションが売り上げに直結することに着目し、若手スタッフが主体的に関わる方針へと転換しました。これにより、顧客との関係性が深まり、評判も成果も向上。

僕が一方的に指示を出すのではなく、スタッフと一緒に目標を決めたからこそ、スタッフが自発的に動いてくれるようになった。狙い通りの行動変容が起こり、組織としての成長を実感しています。

新規事業の立ち上げに「すごい会議」はどう貢献しましたか。

:新規事業として、メイドインジャパンのプロダクトやサービスを海外向けに紹介するビジネスをスタートしました。この1年でベトナムに拠点を立ち上げ、人材の採用も進めています。

実は、海外進出は僕にとっても想定外で、1年前には考えてもいなかった展開です。ただ、新規事業に関して、「どうすればできるか」という思考で可能性を探るうちに、既存の人脈や基盤を活かせば、海外展開も可能だと気づいた。

「すごい会議」は、方針だけでなく、具体的なアクションに落とし込めるので、初速を落とさず行動に移せる。結果として、人材採用やパートナー企業探しが一気に進み、事業の成長スピードが加速しました。

想像もしなかった『今』があり、これからの『未来』をつくっていける。この実感が、さらなる成長への希望につながっています。

理解者を増やし、問題解決を加速させる

「すごい会議」からどのような「気づき」を得ましたか。

:気づきの連続でした。例えば、『3秒で決めても30分で決めても結果が変わらない』という事実を知り、「今、3秒で決めろ」と書いて、スマホの壁紙にしました。案ずるより生むが易し。できない理由を並べるよりも、失敗しながら動き続けるなかで成功を磨けばいいと学びました。

また、「やりたい」と思ったことを言葉にすると現実化するスピードが上がると実感し、新たな習慣として取り入れています。

改めて、「すごい会議」を通して、自分が無意識にとってきた過去の行動が言語化され、過去の自分の選択に確信を持てたことも大きな収穫です。

「『すごい会議』とは何か?」と聞かれたら、どうお答えいただきますか。

:非常に汎用性の高いサービスなので、業界業種を問わず、どんな状況であっても問題解決の方法を導きだせるのが「すごい会議」。相手の課題によって説明は変わりますが、やりたいこと、やらなくてはいけないことを明確に整理し、解決策を導きだす仕組みです。

それも、僕一人ではなく、周りの理解を得た上で試行錯誤できることがポイント。理想の未来に向かう協力者を増やせました。

コーチは、このチームが順調に変化できた要因はどこにあると思いますか。

平(コーチ):凪さんの行動の速さです。「すごい会議」の上手な活用法は、「やる」と決めたことを確実にやること。その点、凪さんの行動力は素晴らしい。

また、スタッフの方も楽しみながらチャレンジできている点がいいですね。目標達成を楽しむ環境が「うまくいく雰囲気」を加速させています。

:「明るく楽しく仕事する」ことが当社の特徴であり、僕自身、常日頃心がけて行動しています。ハードな目標設定でも苦行にせず、楽しみながら成果を上げたい。

すべての企業が人材獲得に苦戦する現代だからこそ、当社を選んでくれたスタッフには、成長の機会として長く活躍してほしいんです。働きがいと安心のある組織づくりを実現することが、今後の目標です。

「スタートラインに立ったばかり。1年でやめる理由がない」

来年も「すごい会議」を継続契約いただくと伺いました。その理由と2年目の「すごい会議」の狙いをお聞かせください。

:僕からするとスタートラインに立ったばかりなので、1年でやめる理由がありません。継続する最大の理由は、実際に効果を実感したこと。変化の起こし方がわかったこと。満足度は120%です。

チャレンジするのは、まさにここから。特に今後の1年は、海外進出を軌道に乗せるべく「すごい会議」が絶対に必要。人材の充実や幹部候補の育成など、やるべきことは山積みです。

すでに120%の満足度を、200%に上げるには何が必要ですか。

:例えば、海外進出が実績とともに成功し、売り上げが立つことかもしれませんし、スタッフの人材育成が加速したときかもしれません。何かしら、好ましい変化が起きれば200%。

さらなる期待は、思ってもいなかった海外進出を果たせた今現在のように、「予想もしなかったうれしい未来」が、生まれること。可能性を発掘するのが楽しみです。

「すごい会議」をいつまで続けますか。

:飽きるまで、かな。僕や特定の誰かがいなくても、会社が成長し続ける状態をキープしたいので、そう考える限りは続けます。人が増えても規模が拡大しても、問題は変わり続ける。「すごい会議」の出番は尽きません。

最終形として自律自走できる組織を目指しながらも、しばらくは事業拡大や採用育成、理念浸透など、必要性は増すでしょうね。

「チャレンジできる会社」として人の喜びと成長をかなえる

今後の貴社のビジョンをお聞かせください。

:何より「人」を大切に、「働き続けたいと思える組織づくり」と「チャレンジできる環境の整備」を進めます。日本人の人口が減少し続ける以上、人材確保は喫緊の課題。10年後も働き続けたいと思ってもらえる職場であるために、事業や制度を整えていきます。

なかでも重視するのは、「チャレンジできる会社」であること。この1年を通して、チャレンジすることの重要性を改めて感じました。挑戦こそ最大の糧。多様性をもち、「明るく楽しく」チャレンジングに、長期的に人とつながれる組織を目指します。

もちろん、社員の幸せを実現するには、売上利益が不可欠。行動力を武器に、グローバルかつ持続的な発展を実現します。

ありがとうございました。

平 善之 ひら よしゆき

株式会社U-Leading

働く人々に活力が漲れば自ずと会社は成長する。そう信じて企業のエネルギーの源になり、これまでにない成長を生み出しています。






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