デルフィーコンサルティング株式会社
「組織で勝つ」と決めている方、ひどい真実に向き合うつもりのある方、(不器用でも)誠実に生きている方、
そんな方のチャレンジをサポートします。
ところが開業から1年程経ち、スタッフが当初の倍の12〜3人になった頃に異変を感じました。大きな失敗もなく、スタッフも辞めることなく順調なはずが、彼らの本音が見えなくなってきた感じがしてeNPS(※)を取ったところ、−40%という数字が出てかなりショックを受けました。
(※アンケートにより従業員の職場に対するロイヤルティを計測数値化した指標。-100〜+100%で表される。)
(石神)その結果を見て、何かを変えなくてはと思っていたところに、偶然、相川先生から電話がきて、会話の中で「すごい会議って興味ある?うちはこれで売上が〜倍になったよ。」と言われたんです。「すごい会議」について詳しくは知らないながらも、やりたいですと即答でした。
(石神)初めて御社の90分のコーチング面談を受けた時に、今までにはないインスピレーションが僕の中にたくさん湧いてきました。そして「スタッフを巻き込んでこれを実施したら、もっと凄いことになると思いませんか?」と言われた時に、あ、これやろう、と決めましたね。
(石神)正直なところ、自分一人の限界は感じながらも、かといってこの先に経営幹部チームが作れるイメージもなかったんです。右腕としての存在は一人いましたが、eNPSは低かったし、患者は増えて忙しい。現場の細かいPDCAも回らなくなっている。これからはメンバーに助けてもらい、かつ育ってもらい、良い関係を築きながら成果を出すチームを作りたいと思ったんです。
あとは、非数値目標として、理念に共感・コミットしてクリニックを本当に良くしたいと思ってくれる経営幹部を作りたいというのが一番にありました。
あと、スタッフのチャレンジ度が上がって、驚くほど高い成果に本気でチャレンジしようとします。これは梨木コーチの引き出し方によるものですね。
売上は、良い関わりを生んで仕組みを改善した結果にすぎず、理念に即したコミットメントリストが作れたことで、自然と組織が育ったと感じています。
あとは「会議」と言いつつ、知識のインプットもできること。勉強しながら具体的な目標も行動リストも作れて実践できる。学びと成功体験が両方積めるから、どんどん行こう!と言う感覚が生まれます。
何より良いのは、扱いにくい「心」に関する問題も解決できた体験が、「このメンバーならどんな課題も解決していける」という希望と自信になったことです。
(梨木)大事なセッションになることは事前のミーティングから感じていました。曖昧な問題は曖昧な解き方になる傾向が強いので、その点は気をつけながら、言いにくいことをきっちり話し合うということが、ブレイクスルーへの起点になったと感じています。
(石神)マネージャーの育成です。僕の思いや理想が伝わる幹部メンバーが育ったので、権限を委譲も進めています。次はその下のマネージャーを育てることで、現場スタッフの育成やスタッフ同士で良い関係性を繋いで成果をあげるという連鎖を実現していきたいと思っています。
(石神)今までは、店舗を拡大して実績を上げ、自分は人間関係を築くのが苦手だったけどこんなことが出来るようになった、と広めていきたいと思っていました。でも最近は、拡大よりもいかに良い循環を生む組織を作れるか、ということを考えます。経営者である僕がまず、良い心持ちでスタッフに接し、それがスタッフに伝わり、患者さんに伝わり、結果クリニックが良い場所になる。目標は高く置きながらも、まずはスタッフが働くことを幸せに感じる組織を作り上げたい。その結果、共感する人が増え拡大する、そんな方法が僕には合っている気がします。
「組織で勝つ」と決めている方、ひどい真実に向き合うつもりのある方、(不器用でも)誠実に生きている方、
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