「すごい会議」はどのような変化をもたらしましたか?
まずは試してみようと思っていましたが、最初は高い値段だと思いました。
しかし、結果的にすごく良かったです。対価以上のものがありました。僕自信も気づかない中でそうなっていたのですが、ベンチャー企業の社長はワンマ
ンになりやすいんです。
だから僕や副社長がああしろ、こうしろと言わない 限りは新しいアイデアは生まれませんでした。
しかし今は管理職が「自分の会社はどのようにしたらいいのか」という事を考えてアイデアを出しあいながら会社を運営するように なったので、とても大きく前進したと思います。
特に前進したと思うのは、営業部門の管理職が自分たちだけで決めた時間に会議をしていることです。
今までは会社のルールとして各会議を決めてやっていましたが、本人たちが 自発的に営業日を決めてそれ以外のところで会議をしているのは大きく前進したと思いま した。
ある人間は今までは自分と自分のチームの事しか考えていなかったのですが、今は会社にいる社員全員が幸せに働いて欲しいと言っています。発言が変わり、行動が変わったなと思いました。
太田のコーチングはどのように効果的でしたか?
バランスが良いです。コーチは僕が監督だとしたら、監督が目指す方向にうまく選手たちをまとめてくれる存在だと思います。
太田さんは経営者が求めることや個性の強い営業職や管理職がいる中でバランスを保ちつつコントロールしながら経営者が向かう方向に連れて行ってくれるいいコーチだという印象を 持っています。
今後のビジョンを教えてください。
やはり各自幹部が自分の部門をもっと大きくして、更にオリジナルのカラーを出しながらグループ全体で大きく成長してくというのが将来的な展望です。
経済状況によってブレーキを踏まなきゃいけない瞬間はあると思いますが、10 年後 20 年後になった時、歴史に残るような人間関係の濃い会社というものが僕の中では会社の幸せになると思っています。