デルフィーコンサルティング株式会社
◆2023年、2022年、2021年、2019年 すごい会議コーチ内売上実績No.1◆
コーチとして活動を始めて12年。
この仕事を続けるなかで気づいたのは、
私自身が何千人規模、何千億規模の企業をつくることはできない、ということ。
そして、何兆円というインパクトを生みだす偉大な企業をつくる「支援」ならできる、
という事実です。
コーチという仕事の最大の醍醐味は…
伊勢市に拠点をおく「マスヤ」は、関西以西で育った人であれば誰もが知る「おにぎりせんべい」を製造・ 販売しています。一方、関東から北ではあまり知名度がない同製品。関東エリアの営業強化を目的に、東京 支店で久保田コーチによるすごい会議を導入します。数ヶ月後本社でも導入を決定。その後、営業部門全体 ならびに中国合弁企業において導入を進めました。現在、そのノウハウを社内で長期的に活用するために 2 名を選抜し、社内コーチの育成を進めています。
浜田:久保田さんはいい形で爪痕を残してくれました。
すごい会議の導入当初は半信半疑でした。けれども始まってみると「なるほど」と思う部分がいくつもあり ました。特に成果だと思うことは、仕事に対して本気になれる人が増えたことです。漠然ととらえていた「営 業」という仕事に対し、どのようにすれば目標を達成するのか、という仕事の作法を社員は理解したのでは ないでしょうか。
久保田:会議を重ねていくと、会社としてどの領域にフォーカスして成果を出すか、という点については変 化していきました。設定した目標が、別領域も含めた広い視点で考えていく必要がある場合、浜田社長が柔 軟に変更したためです。多くの経営者は、最初に目標を立てたらそれに固執してしまいます。しかし、すご い会議を通じて厳密に「目標」を何にするか考えていくことで、適切な目標に軌道修正されていきました。
浜田:後継者の育成が緊急課題になってい たタイミングで「すごい会議」に出会いま した。
東京支店を担当していた役員が、高齢のご 両親の介護という事情で辞めなければな らなくなりました。彼の後継者を、1 年半 以内に育てる必要がでてきたのです。
その役員と「すごい会議」を導入するかどうか話し合いました。最終的に、吉とでるか凶とでるか、わからないけれども入れて みようと決断したのです。そして有望な若手数名を「すごい会議」に参加させました。今、彼らの様子をみ ると導入して良かったと思います。
久保田:全体の営業目標は結果的に達成しませんでしたが、その彼らがいなかったら、今回の数値も到達し なかったと思います。特に一人は、普段とてもクールな感じであるにもかかわらず、目標達成に向けてがむ しゃらに仕事をしていました。その雰囲気が周りに伝わったのではないでしょうか。あいつがやるなら、自 分もがんばろうというムードに盛り上がったようです。
浜田:順調な一方、この良い雰囲気を一過性で終わらせては惜しいと感じ、定着させたいと考えました。そ こで、すごい会議の社内コーチ道場に、男性と女性を 1 名ずつ参加させ、社内コーチを育成しています。着実に育ってきていますね。
社員から
「正直、最初は何か面倒臭いことをやらされる、という印象でした。しかし会議に参加すると、設定した 目標通りに実現したらすごいことになる、と可能性を感じました。社内コーチ研修を受けるようになって からはさらに仕事が加速し「具体的に何ですか?」が口癖。私自身が大変面倒臭い人に変わりました(笑)。 今後は社内の若手が早くこの考えを使えるように伝えていきます」(執行役員)
「一過性ではなく、すごい会議を長期的に活用するには、喜び、楽しみ、ブレイクスルー体験を増やして いくしかないと思います。すごい会議のおかげで新人の成果が上がりました。ただし、彼らの解決策の多 くは、訪問回数増、毎日残業、などの根性論に偏りがちなので、2 年目はもっと楽しく効果的にすごい会 議ができるように工夫をしていきます」(東京支店長)
浜田:すごい会議を導入し、モチベーションが上がりました。
モチベーションを上げる為にはふたつの要素が必要です。ひとつ 目は「やる気になる」こと。ふたつ目は、こうすればできるとい う「やり方がわかる」ことです。やろうという意思はあっても、 それを実現するための手法がわからなければ、モチベーションは 上がりません。すごい会議を通じ「やる気」と「やり方」のふた つでモチベーションを上げることを、会議に参加したメンバーは 学びました。
もともと、熱い想いを持っている人はいましたが、それを形にす るやり方がわからなかった。それを手に入れたメンバーが成果を 出し、仕事が面白いと感じるようになり、さらには営業全体の気持ちが良い方向へ高まっていったのです。
久保田:経営支援をする多くのコンサルティングファームは、解決策を教えるケースがほとんどです。すご い会議は、解決策の生み出し方やモチベーションを高める方法も合わせて教えます。さらに、そのスキルは 社内コーチの育成をすることで社内へしっかりと移転することが可能です。
浜田:結果として、すごい会議を導入したことで「何かを成し遂げたい」という気持ちを持っていて、火が ついたと思える人が2、3人でてきましたね。
久保田:結構少なくてごめんなさい(笑)
浜田:顕著な人がそれだけ出てきたのですから、すごいことですよ。
目標を達成できると、さらに次に進みたくなる。そのように前向き に自ら取り組んで行く姿勢が大事だという気がします。実現するか どうかはわかりませんが、すごい会議を導入したことで、確実に、 目指している“自立した組織”に向かって前進しています。
浜田:最初(2013 年 5 月)の印象から、随分変わったというか、成長したと思いますよ(笑)。仕事を通じて 一緒になって成長するというのはとてもいいことだと思います。
久保田:マスヤさんは訪問した最初から雰囲気の良い会社だと思いました。このため、会議が進めやすい部 分は多々ありました。ネガティブな意識を持っていて、マイナスからゼロにする、というのは難易度が高い。 認定コーチの年数は短いのですが、すごい会議導入企業だった前の会社も含めると、すごい会議との関わり は 8 年と長かったので、提案したこと、実施したことは当時はそれがベストだと自信をもっていました。コー チとしての様々な経験をもとに「すごい会議」の提供の仕方自体は変わっているかもしれません。
久保田:はい。あと少し、社内コーチの育成が残っています。最近、マスヤさんの社内 LINE のグループに 加わらせていただきました。それを見ていると、成功体験が積み上がっている様子が伺えます。
浜田:社内 LINE は半年前にスタートしました。最初は様子見の雰囲気でしたが、LINE に慣れている若い世代 が率直に意見を言うようになり、製造部門・販売部門間で活発に情報共有をしています。プロジェクトとしての すごい会議は一段落しましたが、今後も要所要所で、久保田さんにアドバイスをお願いしたいと思っています。
◆2023年、2022年、2021年、2019年 すごい会議コーチ内売上実績No.1◆
コーチとして活動を始めて12年。
この仕事を続けるなかで気づいたのは、
私自身が何千人規模、何千億規模の企業をつくることはできない、ということ。
そして、何兆円というインパクトを生みだす偉大な企業をつくる「支援」ならできる、
という事実です。
コーチという仕事の最大の醍醐味は…